良い姿勢を保つための体幹つくり
新しい年度がはじまりましたね。 日本では一年の節目といえばやはり4月。 気持ちも空気もすっと切り替わって、「何かを新しくしたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。 新しい服に袖を通すと、自然と背筋が伸びる——そんな季節です。 さて、玄関を開けて正面に飾っている《鍾馗様(しょうきさま)》、もうご覧になりましたか? 旧暦で飾るお雛祭りの風習のひとつで、中国の民間伝承に由来する、疫病除け・魔除けの神様。 みなさまにどうぞご利益がありますように(❀ᴗ͈ˬᴗ͈) 実はこの鍾馗様、父が生まれたときに祖母がおんぶして買いに行ったものだそうで、なんと御年85歳。 長い年月を経てもなお、その勇ましい佇まいは健在で、すっと伸びた姿勢の美しさとどっしりとした安定感、思わず見惚れてしまいます。 そして、もうひとつ。 同じく飾っている《志太天神》もご覧になってみてくださいね。 こちらは坐したお姿なのですが、坐位の姿勢がまた素晴らしいのです。 姿勢良く、よろめかない身体を保つにはしっかりとした〈体幹〉が必要ですよね。 〈体幹を鍛える〉と聞くとジムに行ったり、特別なトレーニングが必要なように思いがちですが、日常生活のきほん(立つ、座る、歩く、呼吸する・・・)も〈体幹〉に一定の負荷をかけていてトレーニングになるんです。 赤ちゃんがハイハイから、つかまり立ちをして、立てるようになるのを見たことがあると思いますが、二足歩行ってすごくバランスが必要で、体幹がしっかりと整わないとすぐに転んだり、よろけてしまう。 身体を後ろに反らせること、得意ですか? 現代人は成長して座っている時間が長くなってくると、残念なことに、背骨を伸展させる動きが圧倒的に減少するそうです。 日常生活の大半が前傾姿勢ということもあり・・・。背骨の柔軟性が低下すると、 ・猫背や巻き型、それに伴う首や肩の凝り、腰痛の原因に・呼吸が浅くなることで心身の緊張や疲労感が増し、集中力や免疫力の低下を招くことも 二足歩行で長く生きてきているのだから体幹を支える筋肉が維持されてもいいはずなんだけど、デスクワークや車での移動が多い現代社会、立ったり歩いたりする時間は激減しているから体幹は弱まるばかり。 ウォーキングが日課だから大丈夫!と思っても、一日7000歩~8000歩を〈良い姿勢で歩く〉か〈悪い姿勢で歩く〉かでは、その効果は雲泥の差とも言われ...