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【お知らせ】2023年9月レッスンスケジュール

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9月のレッスンスケジュールをお知らせします。 第一週目の金曜・土曜はお休みになりますm(__)m。 二週目以降は暦通りのスケジュールとなります。 夏が繁忙期のお仕事だったり、お子さんやお孫さんの夏休みのケア、帰省などでお会いできなかった皆さんも Welcome back 9月のレッスンで再会できるのを楽しみにしております。 「寒さ」と「暑さ」 人間が弱いのはどっち - 日本経済新聞 「もう、あの猛暑はうんざり・・・」。暑い夏の接近に、ため息を漏らす読者も多いだろう。しかし、実は人間は暑さに強い動物で、快適性と健康を得るためには、まずは寒さの克服が最優先なのだ。湿度が高く「蒸し暑い」日本の夏を過ごしていると、「人間は暑さに弱い生き物」に感じられるのも無理はない。 最高気温が39℃超えとか、まだ40℃になる日は日本ではないけど射程範囲にあるこの夏、 〈32℃〉と聞くと、今日は暑さがまだマシなんじゃないかと思えてくるから笑えます。 地球上に生命が誕生してから、様々な環境変化に対応してきた種のみが生き残っていることを考えると、人間という種はとてもタフな動物なんじゃないかと思います。 人類の故郷はアフリカで、約500万年前くらいに湿潤気候から暑く乾燥したサバンナ気候に変わっていき、約10万年前には異常気象により人類の祖先は絶滅危機に陥り、アフリカから世界に進出していったという歴史があるんだそう。 だから、人間の体質はもともと〈アフリカ仕様〉で暑さにはめっぽう強く、寒さに適応することで生き延びてきたらしい。 これからは〈暑さ〉に適応する力と技術で、人類は生き抜いていく時代に突入していくのかもしれませんね。 そんなことをつらつら考えながらの週末、 エアコンの効いたお部屋でまったり読書も良いかなと迷いつつも、 やっぱり自然の中に身をおきたくて、 冬にカチッカチの氷瀑を見に行った俵峰の大滝 に、涼を求めて山歩きに行ってきました。 登山口から約2㎞ほど登った標高900mほどのところにあるこの滝、 氷瀑の時期は大勢のハイカーが行き交う人気スポットですが、自分の足で歩いてしかアクセスできないし、真夏は暑いし、アブやヒルもでることから避ける人も多く、大滝はほぼ貸し切り。 澄んで清らかな水は冷たく、水量もたっぷりで、なんちゃって”滝行”も10秒が限界。 体の芯から冷えっ冷え。 温かいものが

ヨガレッスン番外編企画 ”早朝”山歩き@満観峰

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台風6号と7号の間の貴重な晴れ間となった山の日の祝日、 予定通り、山歩きに行ってきました。 朝5時30分集合にもかかわらず、元気にご参加くださったみなさま、 おつかれさま。 一緒に歩けて楽しかったです。 ありがとう。 早朝の山の中は、思っているよりずっと涼しくて快適です。 力強い夏の太陽光線が樹々のすきまから木漏れ日となって、目にも、肌にもやさしい。 雨上がりの土や落ち葉のにおいは鼻腔をくすぐり、脳にダイレクトに刺激が伝わる感覚。 蝉の種類も、街中だとシャンシャンシャンシャンと鳴くクマゼミばかりですが、 山中では、ミンミンゼミ、アブラゼミに加え、 もうツクツクボウシやヒグラシも鳴きだして、とてもにぎやか。 そうかと思えば、ウグイスの声も聞こえたり。 山は自然にあふれていていいなぁ。 頭も体もス~ッキリ、新鮮なエネルギーがチャージされるので、 これだから山歩きはやめられない。 〈五感〉は、本来、動物が外界の情報や生命をおびやかす危険をキャッチするセンサーのため、五感で得た情報は瞬時に脳に送られ、指令が下されるようになっています。 でも、〈情報過多〉な現代社会で暮らしていると、これらの情報を全部キャッチしていたら、脳がパンクしてしまうから、無自覚のうちに、五感を鈍感にして〈脳の疲労〉を防いでいるのだという研究結果もあるそうです。 五感と脳は密接な関係にあり、脳が疲れると五感が鈍り、五感が鈍ると脳も疲れるという悪循環になりがち。 疲れているなと感じたら、〈自然〉に触れて、脳と五感をリフレッシュしましょう。 〈ゆらぎ〉のある暮らしで疲労回復 ヨガで心身の〈ゆらぎ〉を観察しながら、涼やかな風を肌で感じて、鳥の鳴き声を聞いて、青葉の匂いを嗅いで、花を眺めて、自然の〈ゆらぎ〉とシンクロして疲労回復しましょう そして山歩きには、体力や持久力をつける効果もあります。 その指標となるのが〈最大酸素摂取量〉。 加齢とともに最大酸素摂取量は低下傾向にありますが、このほかにも運動不足や病気なども要因になり、酸素が体に効率良く運ばれないと持久力も低下し、少し運動しただけで“息切れ“することにつながります。 以前も〈呼吸〉の大切さをブログで書きましたが ▷こちら “酸欠“って想像しただけでも苦しそうですよね。 最大酸素摂取量は心拍数と連動するため、 個人差、個体差はありますが、心拍数を目安

『あなたを想う花』ヴァレリー・ぺラン(著)

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暑中お見舞い申し上げます。 一年でいちばん暑さが厳しく感じられるという〈大暑〉真っただ中ですが、お元気に過ごされていますか? 先週、午前レッスンのあと、試しにアスファルトの温度を測ったら〈61℃〉 気温は30℃でも、下からの暑さでやられる・・・(-_-;) ちなみに、同時に庭土を計測したら〈32℃〉 お!土壌は気温と同じくらい。アスファルトのように熱を溜めこまないんだなぁ。 でも、だからといって、アスファルトがなかったら少しは涼しいのか?といえば、 未舗装路の多い灼熱のインドを思い出すと、、、、 リキシャや自動車がすごい勢いで走れば土ぼこりがぶわ~っと舞い上がり、 コンタクトレンズなどしていようものなら目つぶしに遭い、 鼻の穴は真っ黒、 洗濯をすれば、すすいでも、すすいでも黒い水。 暑さよりも、呼吸器系が確実にやられること間違いない(-_-;)。 環境問題はそう単純なことではないんですよね。 そんなわけで、今、わたしができることといえば、毎年恒例の夕方の打ち水。 今年も、ハチドリの一滴のように、地球の温度をほんの少し下げてます。 昨年は打ち水しながら〈Heal the world〉が頭の中でヘビロテ でしたが、 今年は 〈深夜高速〉岡崎体育バージョン がぐるぐるとまわります。 ♬全開の胸、全開の声、全開の素手で、 感じることだけが全て、感じたことが全て、 生きててよかった♬ このラジオ番組で知った〈オヤジの応援歌〉 らしいですが、女性にもしっかり沁みます。 沁みるといえば、先週一気読みしたフレンチ小説の翻訳本  『あなたを想う花』 。 ブルゴーニュにある小さな町で〈墓地管理人〉として働く女性ヴィオレットの人生再生の物語。 いかにもフランスらしいラブアフェアは好き嫌いが分かれるところですが、わたしは大好物。 フランス映画がお好きな方は、きっと気に入ること間違いない一冊です。 作者談に『すべての女性に似た、ひとりの女性の物語です』と書かれているように、女性の生き方は日仏少々(だいぶ!?)違うけれど、心の内、仏教用語でいう〈 四苦八苦〉=人間が生きていく上で避けては通れない根源的な〈苦〉 は共通で、50代という同世代の女性の物語ということもあって没入してしまいました。 悲しみに打ちひしがれて、何度落ち込んでも、また何度でも立ち上がり、自分の足で歩いていくためのヒントがじん

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夏の早朝の景色