身体からのサインを見逃さないように・・・

秋らしいお天気になってきましたね。
お洗濯を干しながら、空を見上げると、吸いこまれそうな青空に真っ白な雲。
朝からちょっと得した気分になりました。

そんなウキウキ気分の私とは裏腹に、夏休みが終わってしまい、
「ため息」と「びんぼうゆすり」連発の思春期息子さん。
勉強に、部活に、交友関係にといろいろ悩みは尽きないのでしょう。

”ため息”も”びんぼうゆすり”も、どちらもお行儀が悪く、褒められた癖ではありませんが、
ヨガを通して、これらが身体や心の防衛機能であることを知りました。

ため息をつくと、身体の中の古い空気が全部吐き出されて、新鮮な酸素いっぱいの空気が
身体に入ってきます。
いらいらしていると呼吸は浅くなりますが、ため息をつくことによって呼吸がリセットされ、深い呼吸に切り替わり、少しずつ落ち着いていきます。
だから、ため息は心と身体がリラックスしたい、酸素をたっぷり身体にとりこんでリフレッシュしたいというサインなのです。
でも、周りの人から見たら、ため息をハァー、ハァーつきすぎるのも考えものなので、「私、ため息ついてる」と気づいたら、何度かゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
リフレッシュして、身体も気持ちもすっきりとしてくるはず。

そして、もうひとつの悪癖!?、”びんぼうゆすり”。
これも、心と身体がバランスを取り戻そうと無意識にでてくる動きのようです。
規則正しいリズムで一定時間身体を動かすと、セロトニンという神経伝達物質が生成されるといいます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、分泌されると、心身がリラックスして、
落ち着きや安心感、心地よさ、満足感が得られるのですが、逆に不足すると、ストレスを感じ、
イライラ、不安を増加させてしまうのです。

”びんぼうゆすり”は、足りなくなったセロトニンを生成させようと、無意識に身体がリズム運動を
しているのです。机をコツコツとリズミカルに指でたたくのも同じこと。

人間には、もともと自然治癒力が備わっていて、身体と心の均衡が崩れたとき、調子が悪い時、
リラックスしたほうがいいよ~とサインを出したり、無意識に修復しようと身体が反応しているのです。

ところが、私たちは、ともすると忙しい日常にかまけて、自分の身体を酷使し、悪い姿勢で長時間
過ごしたり、日光や自然な空気を浴びずに、一日中空調のある部屋で過ごしたり、慌てて食事をしたり・・・。
挙句の果てに、身体は休息を求めているだけなのかもしれないのに、不調を解消しようとすぐに
薬や栄養剤を飲んで、せっかくの身体のサインを見逃したり、自然治癒力を減退させるようなことを
してしまうのです。

身体のサインを見逃さないように、そして自分に優しく過ごしたいものですね。
まずは、ため息、びんぼうゆすりをしているのに気づいたら、身体をゆったりと伸ばしてみましょう。
そして、休日になったら、空気のきれいな自然の中に身をおいて、新鮮な空気を肺いっぱいに
吸って、身体に優しい新鮮でナチュラルな物を食べて、ヨガして、心身ともにリラックスしましょう。


☆2013年9月スケジュール
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火曜日:9月3日、10日、17日、24日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ)
 
水曜日:9月4日、11日、18日、25日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~15:00 シヴァナンダ ヨガ 

木曜日:9月5日、12日、19日、26日
 14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ

金曜日:9月6日、13日、20日、27日
 19:30~21:00シヴァナンダ ヨガ
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 【ご予約・お問い合わせ】
              090-5872-3064      
  aiko.aratani@gmail.com
南インドのビーチリゾートホテルにて
アーユールヴェーダ施設の前の池はロータスがいっぱいでした
ほっとする光景(^^)

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