【お知らせ】1月のスケジュール

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☆2014年1月スケジュール
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火曜日:1月7日、14日、21日、28日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ)

水曜日:1月8日、15日、22日、29日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~15:00 シヴァナンダ ヨガ 

木曜日:1月9日、16日、23日、30日
 14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ

金曜日:1月10日、24日、31日 ※1/17はお休み
 19:30~21:00シヴァナンダ ヨガ
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  090-5872-3064
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年の瀬、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
ほんと、いっちばん忙しい時に生まれたのよ~と、いくつになっても母に言われるのですが、
今日がお誕生日の私(^^)。

朝5時に起床して禅寺へ向かい、生まれて初めて坐禅をしてきました。

40分間の坐禅と3つの読経が終わるころには、空が明るくなり、鳥のさえずりが聞こえました。
禅堂を出ると、明け方まで降っていた雨はあがり、樹木がしっとりと湿気におびて、
なんともいえず清々しい幸せな気持ちになりました。
この禅寺のことを教えてくれたヨガのレッスンにきてくれているTさんに深~く感謝です(^^)。
偶然にも、週2回程坐禅に来ているというTさんに会うこともできて、またちょっとご縁を感じました。

ちょうど去年、インドで朝から晩までヨガ漬けだった1か月。
夜明け前からはじまる静かな瞑想タイム、目を開けると朝日がまぶしくて、南国特有の鳥が鳴き、
椰子の木がゆったりと動いていたあののんびりとした時間を少し思い出しました。

インド、20代、30代と全く興味をそそられない国だったんですが、行ってみると、
それまで私の興味の大半をしめていたヨーロッパ諸国がインドを通して日本、
そしてアジアとつながっていることを深く感じて、フランスにはじめて着いたときよりも、
インドにちょっとしっくりきている自分に驚きました。

海外に行くと必ず聞かれる「あなたの宗教は?」という質問に、「仏教」と答えるのに
なんだか違和感があった20代の自分、かといって「無宗教」と答えたときの相手の驚きと憐れみの反応・・・、
法事でしか用がなかったお寺、宗派も何もわからず、正直退屈だと思った読経も、
40代になってインドを体験してから、インドの神様と日本のいくつかの神様のルーツが一緒だったことを知り
(弁財天=サラスヴァティ女神、帝釈天=インドラ神、吉祥天女=ラクシュミ女神、阿修羅=アスラ神・・・etc)、
読経とはまた違うサンスクリット語のマントラという美しい響きが心地よく魅了され、
日本に仏教やインド文化が入ってきた歴史など、いろいろと知りたくなりました。
調べると本当に興味深いことがいっぱい。

インドに行く前に導かれるように友人と訪れたスペインのアンダルシア地方。
イスラム文化の華やかな歴史が今なお彩るグラナダやコルドバでの感動が、
インドで荘厳なイスラム建築を見て再び蘇り、ここでも繋がっていたんだとうれしくなりました。

南インドのコーチンで、ヴァスコ・ダ・ガマゆかりの教会を訪れた時も、大航海時代とともに
キリスト教文化がアジアに拡がっていった痕跡を見たようで、まるで世界史の教科書が
目の前にあるような不思議な感覚がありました。
世界は時間も空間も繋がっているのだと・・・。
わくわくがいっぱいですね。

”YOGA”という言葉のルーツは、「馬にくびきをかける」という意味の動詞の語根「yuj」から派生した名詞で、
狭義では、馬を御するように心身を制御するということ、広義では”繋がる”という意味だと言われています。
ヨガをはじめて、心身穏やかになるのはもちろん、とてもナチュラルにいろんな繋がりを感じます。
人も物も国も、自然と引き寄せては、引き寄せられる感じ。

今年1年、この小さなヨガ教室をご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始、寒波がくるということなので、お身体ご自愛くださいね。



南インド コーチン
1524年にヴァスコ・ダ・ガマがこの地で亡くなって、
埋葬された聖フランシス教会にて






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