インド旅、途中経過

リシケーシという町にいます。
ガンジス川が町の真ん中を流れていて、祈りが生活の一部になっている町。
日の出とともにガンジス川のほとりで祈り、日没とともにキルタンを歌い、
火の神を敬いガンジス川に祈りを捧げる人々。
八百万の神のいる日本、道祖神や神社仏閣が意外と身近にある日本も、
昔はそうだったんだろうな〜と思いながらすごしています。

抱いていた聖地のイメージは、ガラガラと崩れるほど、当たり前だけど
「そこはインド!」だったリシケーシの町も、
朝6時のハタヨガと夕方のアラティを日課にしたら、身体も気持ちも落ち着いて、
暮らすように旅を続けています。

日中は、町の市場へふらふらっと、安全装置のないゴーカートのような相乗りリキシャで
繰り出し、スタンドでラッシーを飲んだり、色鮮やかで種類豊富な八百屋さん、
豆やスパイス屋さんをのぞいたり、私には非日常、でもインドの人々にとっては
ごく普通の日常を垣間見て楽しんでいます。

排気ガスと土埃で顔も身体も、鼻の穴も真っ黒だし、牛やロバや犬猫がいっぱいで、
足元には常に注意が必要だけど、毎日がワクワク、活気に満ちています。



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