熊野古道、無事歩いてきました

◆レッスン場所の変更について
10月第二週(6日、7日、8日)の平日昼間のレッスンは実家和室(高岡1丁目)になります。
はじめての方、場所がわからない方はご予約の際に、お気軽にお問い合わせくださいませ。

-------------------------------------------------------------------
☆2015年10月スケジュール
-------------------------------------------------------------------
火曜日:10月6日、13日、20日、27日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ)

水曜日:10月7日、14日、21、28日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~14:30 ジェントルヨガ(やさしいヨガ)

木曜日:10月1日、8日、15日、22日、29日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ

金曜日:10月2、9、16日、23日、30日
 19:30~21:00シヴァナンダ ヨガ

土曜日:10月10日、31日
 14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ
------------------------------------------------------------------

10月になりました。
すっかり秋も深まり、栗、サツマイモ、きのこに秋刀魚と、しみじみ美味しい季節。

友人に誘われ、二泊三日かけて熊野古道を歩いてきました。
マラソンは走るけれど、トレッキングは、これまでとんとご縁がありませんでした。

行くと決めたからには下調べと、図書館で熊野参りの歴史や熊野古道の歩き方の本を借りて予習したものの、
実際に森に入り、歩き始めると、『百聞は一見に如かず』。

古代から脈々と受け継がれた深い森に包まれて心はし~んと静まり返り、
森から作り出されたばかりの新鮮な空気をたっぷりと肺にいれると、身体中が元気になっていくのがわかりました。
熊野セラピーという言葉もあるそうですよ。


(右上)一日目 滝尻王子前の世界遺産登録記念碑前
山ガールならぬ、気合たっぷり山マダム(ヤマダム)の二人(笑)

(左・右下)
朝霧がたちこめる森は、日常とはかけ離れて、神秘的でした
今回、私たちは「中辺路」という和歌山県の滝尻王子から三重県の熊野本宮まで約40kmの道のりを歩きました。
平安から鎌倉時代にかけて法皇や上皇たちが御幸した際に休憩をとったと言われる「王子社」ごと休憩しながら、
聞いていた以上(!)にアップダウンの激しい山道をてくてく、てくてく、ひたすら歩きつづけました。

ちなみに、王子社ごとに、木造のミニチュアハウスがあり、その中に王子の名前が書かれたスタンプが入っています。
このスタンプラリーが、子ども心ならぬ、大人心もくすぐり、大いにモチベーションアップにつながります。
途中から、王子に辿り着くと、参拝よりも先にスタンプ箱を探すヤマダム二人の姿が・・・(笑)

ヨガしていると、心臓の鼓動に耳をすませて・・・・と私はよく話しますが、急な登りが少し続いただけで、
心拍数があがりまくり、心臓の鼓動に耳をすまさなくても、心臓が口から飛び出るかと思うことが何度も・・・(汗)。
日ごろから、心身鍛えているつもりでも、まだまだですね~。

二泊した宿はどちらも素朴ながらホスピタリティに溢れ、世界遺産ということでヨーロッパの方々が多く宿泊してました。
「道」のカテゴリーで世界遺産登録されているのは、この熊野古道を含む紀伊山地霊場と参詣道と
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路だけなんだそうです。

完走した日に泊まった湯の峰温泉は、私は初めて知ったのですが、開湯1800年の歴史をもつ日本最古の温泉地。
源泉がとろりと素晴らしいお湯で、筋肉痛の身体を芯から温めて癒してくれました。

宿も歴史たっぷりで(!)、とてもとて~も古いのですが、温泉入って、ビール飲んだら、もう泥のように熟睡。
4000年の歴史を持つインドでは、これ以上にインパクトある恐ろしい宿を経験しているので(笑)、
少々の古さはまったく気にならず。

人生、アンテナは高く、ハードルはなるべく低くしておいたほうが、楽しめることが多いな~とつくづく感じました。

すっかりウォーキングハイの私です。
次回は、高野山と熊野本宮という二大パワースポットをつなぐ「小辺路」を歩いてみたいな~とひそかに思っています。
ひそかにと言いながら、下山後、観光局でしっかりパンフレットは入手済。あとは家族の根回しと体力づくりかな。
ご興味のある方、ぜひ、近くの高草山からハイキング、一緒に始めてみませんか?

(左)明治時代に大洪水で流されるまで本宮がおかれていた大斎宮
現本宮とはまたちょっと違った、静かでいいエネルギーを感じました

(右上)最後の休憩ポイント 遠くに大斎宮の鳥居が見えました。

(右中)牛馬童子像にて・・・、あまりの可愛さにパチリ

(右下)わたしのお気に入りの一枚。
スナフキンのように頼もしい森のガイド役の友人の旦那様。
(上)一日目ランチ、めはり寿司、休憩所で売っていた素朴な大福、
そして友人がリュックにしょってきてくれた赤ワイン~♡
いつも、この準備の良さ、機転に感激します、見習いたい。

(左下)一日目の宿泊場所まであと一王子のところで、足湯&生ビール発見!

(写真右下)川沿いの湯筒で、卵を買ってきて温泉卵を作ることができます。
これが卵好きの私にはいちばんの楽しみとなりました。
朝から温泉卵にビール、たまりません(笑)。

こちらの記事もよかったらご覧ください

空腹の気持ちよさ

夏の早朝の景色

風薫る5月