2016年10月30日

子宮動脈塞栓術(UAE)から半年が経ちました

子宮動脈塞栓術(UAE)という子宮筋腫の治療をして半年が経過しました。
手術をしたのはゴールデンウィーク前半のこと

術後すぐは、血管を塞栓したことによる生理痛、陣痛のような痛みが想定以上で、
入院中”おひとりさまライフ”を満喫しようと映画や本を持ち込んだもののまったく楽しめず、、、(涙)。
1週間程度で元の生活に戻れますよという担当医の説明通り、退院後の連休後半は家族の協力もあり
ゆっくり休んだことで、その後の経過は驚くほど良好。

しんどかった貧血もみるみる改善し、何よりも、外出をためらうほどの経血量がいっきに減り、
安心して外出したり、生理の日を逆算することなく旅も自由に楽しめるようになりました。

治療前は、多い日にあたってしまったヨガレッスンは、ちょいとしんどい日もありましたが、
今はもうすっかり、ばりばり太陽礼拝をしたくてたまらないのをおさえています(笑)。

この週末には、もう走れないかな~とあきらめかけていた10kmマラソンも夫や友人と楽しく完走でき、
健康のありがたみをつくづくかみしめた一日となりました。


治療の必要な子宮筋腫が見つかり、出産予定がない場合は、筋腫の再発や子宮がんの心配もなくなるという
メリットから子宮全摘がすすめられることが多いようです。
小心者で、今ひとつしっくりと納得できなかったわたしは、まずはいろいろ調べてみました。

その時に参考にした本が二冊。
ブログや医療記事など参考になる情報がネットの中にもたくさんありましたが、なにしろ古い人間なもので、
活字、校正編集された書籍がやはり安心でした。

「子宮応答せよ」 得能史子(著)は、自分のことかと思うくらい症状が似ていて、自分の気持ちやパートナーとの関係、仕事のこと、治療方針など様々な悩みに共感するとともに、納得できる治療方法をちゃんと見つけようという強い気持ちがうまれました。

「子宮筋腫(よくわかる最新医医学)」
医学の進歩ももちろんですが、健康保険が適用になる治療も年々変わっていくので、
新しい情報を入手すること担当医師と相談する際にもとっても大事だと感じました。

子宮を摘出したり、腹腔鏡で筋腫を取り除いたりするのが主流ですが、今は切らずに治す治療も少しずつ
健康保険適用になりはじめています。
開腹や切除をしないため、入院期間が短く、回復が早いのが特徴です。

わたしが選んだのは「子宮動脈塞栓術(UAE)」。
股下の大動脈からカテーテルを入れて、筋腫に栄養をおくる子宮動脈を塞栓して壊死させる手技。
筋腫が発覚した3年前には60万程度かかるオペだったのであきらめていたのですが、
2014年春から健康保険適用で3割負担になったということをこの本で知りました。

婦人科の医師からは、UAEに関する説明はがなかったため、小さな町の病院ではやれないのだろうと思い、
大阪か名古屋の大きな病院を紹介してもらおうと相談をもちかけたところ、うちでもやれますよとあっさりと驚きの回答。

放射線科の手術になるため、産婦人科では積極的な説明がなかった様子。
「最初からオペのオプションで教えてくれた良かったのに~」と、まぁ想うところはいろいろありましたが、
家から15分の総合病院で手術してもらえるなら、家族の負担も少ないしこんなに助かることはないと結果オーライ。

すぐに放射線科と連携してオペや入院の手続きをしてくれて、息子たちのお弁当や送迎の心配が少ない
春の連休に3泊4日の入院オペになった次第です。

なんとなく疲れがとれにくい、階段を昇ったり、少し走ると息切れがするなど、貧血が原因の症状があったり、
生理痛や経血量が多いなどの変化があったら、婦人科に相談してみてくださいね。

治療方法はひとつではないので、もし同じように子宮筋腫による貧血や体調不良で悩まれている方、
パートナーがいたら、こんな症例もあるよと頭の片隅にちょっといれておいて参考にしていただけたら幸いです。