山歩き@びく石 笹川八十八石コース

レッスンがオフの日、空を眺めると、青く、さんさんと輝く太陽、 テラスのオリーブの葉が揺れていない、ということは風がない。

こんな日は、たまった家事も仕事も後回し、パパッと身支度をして、
近場の森をめいっぱい歩きたくなります。
夜のレッスンがある金曜だったので、近場の藤枝の市民の森「びく石(526m)」へ行ってきました。

「びく石」は、藤枝市民の森と言われ、瀬戸谷側から登ったことはあるけれど、
今回は、岡部側の笹川からのルートに初挑戦。
登り1時間、下山45分、休憩をゆっくりいれても、午前中だけで歩けるコースでした。

駐車場には、ハイキングマップ、笹川集落の歴史の看板のほか、
お掃除の行き届いたトイレがあり安心です。本当にありがたいこと。

集落をぬけて、山道に入ると、びく石に代表されるよう、巨石がゴロゴロ。
ロッククライミング!?ほどではありませんが、なかなかの急こう配。

”八十八石”というのは、”たくさん”という比喩なんだと思うのですが、
それぞれの巨石に名前がつけられていて、なかなかの急斜ながら、
石のネーミングの面白さに、疲れを忘れて登っていけます。
「なめくじ石」ってどの辺が”なめくじ”っぽいのか・・とか思わずツッコミを
いれたくなります(笑)。

早春のこの時期は、梅、椿、足元には犬ふぐりや菜の花、
水仙が目を楽しませてくれました。
途中、みごとなしだれ桜の樹があったので、桜の咲く季節にも
また登ってみたいなと思いました。

山歩きはまだ始めたばかりですが、ヨガと相乗効果があると感じています。
山歩きで筋力がつき、代謝アップするので余分なお肉!?がおち、
身体が軽くなるとヨガのポーズがとりやすくなります。
また山歩き前後にストレッチをすれば、けが防止、筋肉痛も軽減されます。


帰宅して休憩ついでに見た映画、「わたしに会うまでの1600km」
あまりにスケールが違い過ぎて、ここまでストイックには歩くことはできないけれど、
歩くことで自分自身と向き合えること、「歩くことは人生とおんなじだ」という主人公の言葉が響きます。
そして、何よりも闘病の末に亡くした最愛のお母さんの言葉に涙がとまらくなりました。
「朝陽と夕陽は見ようと思えば毎日見られる。美しさの中に身をおくの。
 私が教えられるのは最高の自分の見つけ方と、それを手放さない方法よ。」

お時間に余裕ができたら、ヨガに加えて、山歩きも始めてみませんか?
ご予約お待ちしております。

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