ママ、ごはんまだ?(著:一青妙)
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☆2018年6月スケジュール
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火曜日:6月5日、12日、19日、26日
10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ)
水曜日:6月6日、13日、20日、27日
10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
13:30~14:30 ジェントルヨガ(やさしいヨガ)
19:00~20:30 シヴァナンダヨガ new!木曜日:6月7日、14日、21日、28日
10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
金曜日:6月1日、8日、22日、29日 ※6/15はお休み
19:30~21:00シヴァナンダ ヨガ
土曜日:6月2日朝 9:30~11:00 シヴァナンダ ヨガ
6月23日14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ
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梅や、トウモロコシ、きゅうりにトマト、カツオに生ジラスと、
食材から初夏を感じる今日この頃。
食いしん坊のわたしは、本や映画を選ぶときも、主人公がごはんを作ったり、
食べたり、市場のシーンや、食べたことのないもの、珍しいものなど
想像をかきたてられる描写があったら迷わず即決、手に取ってしまいます。
今回読んだ本は、台湾人の父と日本人の母の間に生まれた著者 一青妙さんが、
亡くなったお母さんの遺した台湾料理のレシピノートをもとに綴るエッセイ。
「ママ、ごはんまだ?」
「大根餅」「シジミ蒸し」「豚足」、塩卵や豚肉たっぷりの「ちまき」、
排骨ががっつりのっかった「台湾式お弁当」などなど、美味しそう~、
読んでいて想像がふくらむ、ふくらむ。
「一青(ひとと)」と聞けば、やっぱり一青窈さんが浮かびますよね。
妙さんは、窈さんの6つ年上のお姉さん。
初知りでしたが、アーティスティックな素敵な姉妹ですね。
「一青」という名字は珍しいので、中国姓かと思っていたのですが、
実は日本人のお母さんの名字で(石川県に地名があるそう)、
台湾から日本に生活の拠点を移した際、暮らしやすいようにと
台湾の父方の姓「顔」から変えたのだそうです。
1970年生まれの妙さん、同年代ということもあり、当時、
両親が国際結婚であったことや、10代で父を、20代で母を病で相次いで
亡くしたご経験など、苦労もたくさん、たくさんあったのではないかと想像します。
でも時が経ち、ご自身が亡くなった母親の年齢にさしかかろうというとき、
家の建て替えを機に遺品を整理していて見つけた、台湾に渡った当初の母が
書いた料理レシピや手紙を読むことで、こころの抽斗にしまっておいた思い出が
また温められていきます。
台所でお料理をしていたお母さんの後ろ姿、
蒸籠や中華鍋で豪快に、アツアツ、ホカホカのお料理やお弁当を
こしらえてくれていた日常、お母さんがどんな想いで家庭を守り、
こどもたちを育てていたのかを想像したり、母の味を再現したり。
こころをこめて作ってくれたごはんは、即効性もあるし、持続性もあって、
じんわりとこころの温度を上げてくれるのだなぁと、しみじみ。
息子たちもそんな風に、いつかわたしのことを思い出してくれたらいいなぁ。
この「ママ、ごはんまだ?」と「わたしの箱子」という父親のルーツを探るエッセイを
原作に2016年に制作された映画「ママ、ごはんまだ?」も勢いで観てみました。
蒸籠からあふれる湯気の温度や、台湾料理独特の香りがしてきそうな映像とともに、
一青窈さんがお姉さんを想って作詞作曲された主題歌「空音」が流れると、
目頭がちょっと熱くなって、鼻の奥がツンとしてきます。
台湾にご飯を食べに行きたくなる本&映画です。
空腹のときは、読まない、観ないことをおススメします(´Δ`*)
◆写真は2016年3月の高雄@台湾旅より
「大根餅」「シジミ蒸し」「豚足」、塩卵や豚肉たっぷりの「ちまき」、
排骨ががっつりのっかった「台湾式お弁当」などなど、美味しそう~、
読んでいて想像がふくらむ、ふくらむ。
「一青(ひとと)」と聞けば、やっぱり一青窈さんが浮かびますよね。
妙さんは、窈さんの6つ年上のお姉さん。
初知りでしたが、アーティスティックな素敵な姉妹ですね。
「一青」という名字は珍しいので、中国姓かと思っていたのですが、
実は日本人のお母さんの名字で(石川県に地名があるそう)、
台湾から日本に生活の拠点を移した際、暮らしやすいようにと
台湾の父方の姓「顔」から変えたのだそうです。
1970年生まれの妙さん、同年代ということもあり、当時、
両親が国際結婚であったことや、10代で父を、20代で母を病で相次いで
亡くしたご経験など、苦労もたくさん、たくさんあったのではないかと想像します。
でも時が経ち、ご自身が亡くなった母親の年齢にさしかかろうというとき、
家の建て替えを機に遺品を整理していて見つけた、台湾に渡った当初の母が
書いた料理レシピや手紙を読むことで、こころの抽斗にしまっておいた思い出が
また温められていきます。
台所でお料理をしていたお母さんの後ろ姿、
蒸籠や中華鍋で豪快に、アツアツ、ホカホカのお料理やお弁当を
こしらえてくれていた日常、お母さんがどんな想いで家庭を守り、
こどもたちを育てていたのかを想像したり、母の味を再現したり。
こころをこめて作ってくれたごはんは、即効性もあるし、持続性もあって、
じんわりとこころの温度を上げてくれるのだなぁと、しみじみ。
息子たちもそんな風に、いつかわたしのことを思い出してくれたらいいなぁ。
この「ママ、ごはんまだ?」と「わたしの箱子」という父親のルーツを探るエッセイを
原作に2016年に制作された映画「ママ、ごはんまだ?」も勢いで観てみました。
蒸籠からあふれる湯気の温度や、台湾料理独特の香りがしてきそうな映像とともに、
一青窈さんがお姉さんを想って作詞作曲された主題歌「空音」が流れると、
目頭がちょっと熱くなって、鼻の奥がツンとしてきます。
台湾にご飯を食べに行きたくなる本&映画です。
空腹のときは、読まない、観ないことをおススメします(´Δ`*)
◆写真は2016年3月の高雄@台湾旅より
豆乳とアヒルの塩漬け卵など いろいろ入った台湾おにぎり |
市場の出来立てお惣菜の数々 |