ヨガと山歩き

ヨガと山歩きの相性の良さ、相乗効果は、
”ヨガ”で山歩きに必要な足腰の柔軟性を保ちながら、”山歩き”でヨガに必要な適度な筋肉をつけられるところ。

特に低山歩きは、体力にあわせて無理なく、途中で休みながら歩けるので、
心拍数が急激にあがるランニングよりも難易度が低くおススメです。
何よりも、日常から離れて自然の中に身をおくと、からだと自然との境界線がほどけて
溶け込むようなリラックス感がありますよ。

自宅から車で30分圏内の里山歩きが、運転も楽だし、朝のお天気次第でパパッと
出かけらるのでお気に入りなんですが、皆さまをお誘いできる里山レパートリーを増やしたくて、
まずは迷ってもドンマイと笑える家族を誘って、藤枝市外の山歩きに出かけてみました。


【小笠山△264.8m 小笠神社⇔小笠山⇔六枚屏風コース】
300m以下の低山ながら、アップダウンや切り立った崖みちがあって、正味1時間30分程の山歩きでしたが、
じゅうぶんに満足感があります。
杉や檜が多い中部の山とは違って、ここはクヌギやブナ林。花粉のシーズンでもちょっと安心です。

なによりも楽しいのがこの絶景。

”六枚屏風”といわれるところで、羊歯の葉が生い茂り、高い岩壁はちょっとジュラシックパークのよう。
大人でもワクワクして壁をスパイダーマンのように登りたくなるので(わたしはやりました・・・)、
子どもはもっときっと喜ぶと思います。
小笠神社からの遠州灘の眺望
ここでお弁当も良いかも
愛野駅や掛川駅、法多山からの
コースもあるそうです











【安倍城跡△435m ①洞慶院⇔安倍城跡/②西ヶ谷運動公園⇔安倍城跡】
こちらは静岡市葵区の市街地からほど近い山です。
秋に息子の試合の観戦ついでに西ヶ谷運動公園からのコースを登り、昨日、反対側の洞慶院からのコースを登ってみました。
どちらも駐車場、トイレがある安心コースです。
山歩きのご褒美に、余力があれば、羽鳥IC近くの南インドカレー屋さん(WANYA)


がおススメです。

①洞慶院⇔安倍城跡 登り1時間30分/下り1時間
洞慶院は梅園が有名なので梅の季節(2月下旬)がおススメです。昨日はもうほとんど散ってました(涙)。
鐘楼裏の山側にたくさんの
杖とこの案内版があります

あとどれくらい?が
わからない(涙)案内表示














登り口は、梅園を抜けて、お寺の鐘楼の脇のあたり。
お寺からの山登りコースによくある道しるべの石碑が1番から33番まであり、
九十九折りのコースとショートカットコースが入り混じりながらも迷う心配はありません。

安倍城跡のある山ひとつに登るのではなく、いくつか縦走していくので、
登り、下り、また登りと500m以下の低山ながら、なかなかの勾配があります。

そして、道しるべに「山頂まであと〇〇m」とか「あと〇〇分」といった表示が
まったく、一切ないので(笑)、初めての方には、あとどれくらい歩いたらゴールなのか!?
あとちょっとだから頑張ろう!というふんばりが効かないのが難点。

でも、今回、70代の両親とともに登ったのですが、まったく問題なかったので、
ヨガレッスンに来てくださる方々であればきっと大丈夫!
安倍城跡からは富士山、安倍川、静岡の街、
遠くは伊豆半島、駿河湾も望めて気持ちがいいです

②西ヶ谷運動公園⇔安倍城跡 登り1時間/下り40分
こちらは同じ安倍城跡を西ヶ谷運動公園側から登るコース。
お子さんがいる方は、部活の試合などの観戦で行かれることも多いですよね。
送迎や観戦の空き時間に登ると、ストレス&運動不足解消になって良いと思います。


ここから山道に入ります
貼ってくれたばかりなのか
新しい案内表示
登り口は、西ヶ谷運動公園の裏手の舗装路を山側に歩いて10分くらいのところ。

こちらはひと山をひょいっと登るコースなので、急登もところどころありますが、洞慶院コースよりも短い時間で頂上に着きます。

途中、沢が流れていてサワガニを見れたり、芭蕉という食用ではないバナナの樹があったりと目にも楽しいコース。

こちらには初心者に安心!の「あと〇〇分」表示があります。



(左)「芭蕉」というんだそうです。バナナのような大きな葉
(右上)サワガニの家?(右下)安倍城跡からの眺望


花粉シーズンがおわって、暑さがやってくる前、野山の花が咲き乱れる初夏、
山歩きに行きたいと思います。タイミングと体力があいましたら、ぜひご一緒に。

こちらの記事もよかったらご覧ください

空腹の気持ちよさ

夏の早朝の景色