〈脇腹〉と〈背中〉を上手に使ってお腹まわりをすっきり
アラームが鳴って窓の外を眺めるとまだ暗くて、あったかい布団からでるのがちょっと億劫になりはじめるこの時期。
でも、ほんの束の間の天体ショー〈マジックアワー〉に立ち会いたくて、いつもの場所にマットをひき、ひとり白湯をすすります。
ツルっとうっかり二度寝して、見られる時間がずれる日も多々あるし、時には日の出後のことも・・・(笑)。
期待せずに、予想外に、濃紺から紫、茜色に変わっていく幻想的な朝焼けを拝めた日は、とてつもなく幸せだと思うし、まったく見えなかった日でも、あの雨雲の上では壮大な天体ショーが繰り広げられているのかなぁと想像するのも悪くない。
目の前の忙しさで気持ちがきゅっとしてしまいそうなときこそ、
深呼吸して、一歩さがって、大きな視野で、
地球や自然の営みに目を向けてみてはいかがでしょう。
空では、誰でも、どこにいても、いつの時間でも見られる〈無料の天体ショー〉が繰り広げられているから。
ときには、地球にごろんと寝転んで空を見る時間を |
すっかり涼しくなって、運動量を増やしてもそれほど大変ではないこの時期からは、
レッスンに、呼吸法は横隔膜をしっかりと使う〈カパラバティ〉、ウォーミングアップのアーサナでも腹斜筋、腹横筋を使う〈ねじり〉を加えていきます。
ウエスト周りや下腹が気になると、どうしても、〈腹筋〉をつけなくちゃ!と思いますが、〈上体起こし〉といった、いわゆる腹筋運動だけをしても、なかなかサイズダウンは期待できません。
腹筋運動に加えて、脇腹の〈腹斜筋〉〈腹横筋〉を使う”ねじり”の動作を。
そして、ぽっこりお腹のいちばんの原因といわれる〈猫背〉を防止するため、背中、肩甲骨を正しく使っていくと効果的です。
〈ねじりのポーズ〉は立位、坐位、寝位でいろんな種類がありますが、自分の体重を負荷として使う〈自重運動〉によるポーズがまずはおすすめです。
※腰痛がある場合は、膝を曲げて行うと安全です。
足を伸ばして行う場合も、膝を曲げた場合も、脚・膝はなるべくそろえて、そしてねじった時に床に足を落とさず、すれすれでストップして戻るとさらに脇腹に効きます。
背筋を使うポーズは、以前ご紹介したこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
重力に負けないカラダづくり
前方にかかる力を制御するためには、後方から引っ張る力が大切で、 〈抗重力筋〉の中でも特に大切なのが背面にある筋肉になります。お腹をひっこめたいと〈腹筋〉を意識して使うことはもちろん大事ですが、背面の筋肉を正しく使えれば、姿勢が良くなり、お腹まわりもスッキリしてきますよ。
なによりも〈呼吸〉とともに動くことがとても大事です。
レッスンでぜひ動きと呼吸のリズムを覚えて、お家ヨガに取り入れてみてくださいね。
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