”フレイル”を遠ざけるには・・・
春分を過ぎ、ぐんぐんと太陽を近くに感じられる季節。
昇る朝日に手を合わせ、太陽の恵みに感謝する《太陽礼拝》は、インドでは古来より、光や熱の法則を味方につけ、強く、健康な体を維持することができる、と伝えられています。
ヨガの練習は、どんなペースでやるかはもちろん人それぞれですが、毎朝〈太陽礼拝〉だけでも行うと体調はもちろん、生活の質がぐっと良くなること間違いなし。
レッスンでも必ず行いますので、最初は難しいと感じるかもしれませんが、ぜひ、呼吸とポーズの順番を覚えてみてくださいね。
『朝茶はその日の難逃れ』『朝ヨガも一日の難逃れ』
忙しいときは、ほんの5分、10分だけでも、自分の時間を作る工夫をしたり、時間に余裕があるときは、慌てている誰かのために、そっとお茶を淹れたり、ちょっとした心がけ次第で、同じ忙しい一日でも、過ごし方や気持ちの持ちようが違ってきます。
昨年のこの時期、京都の五山送り火の〈妙〉と〈法〉の山の”コバノミツバツツジ”群生地がすてきだよと聞いて、山歩きをしました。
宝ヶ池から登ったその山は、桃源郷のようにピンク色に染まって春を満喫しました。
静岡県でも見られないかしら?と探してみたら、灯台下暗し、牧之原の勝間田公園に群生地があることをみつけ、ふらりと行ってきました。
まだ蕾はかたく、咲くのは来週くらいになるかなという感じですが、かなりの本数がありましたので、満開になったらそれは素敵なお散歩コース!
20分もあればぐるっと一周できるくらいですが、高低差は80mくらいなのでほどよい運動になると思いますよ。
まだ咲いてませんでした💦 開花は4月二週目くらいかなぁ、たぶん |
咲いたらきっとみごとなツツジトンネルに😊 |
そして4月となると気になるのが藤枝のびく石(石谷山)のクマガイソウ。
昨年の春の山歩きのお誘いはこちらでしたね。
保護活動がしっかりしているおかげで、今年もたくさん芽吹いていました。
こちらの見ごろも4月中旬くらいかな、たぶん。
”フレイル”という言葉、まだ聞き慣れない方も多いかもしれませんが、
加齢になって心と体の働きが衰える状態のことで、高齢になってからの問題と思いきや、ある市町村の調査では40~50代でも6~8人に1人がフレイルという結果がでたということ。
忙しくて疲れているだけと思っていたら、水面下でフレイルが進行しているということもあるんだそう。
フレイル予防対策は〈運動で筋肉を増やす〉〈食事で筋肉を増やす〉こと。
「忙しいから・・」「疲れているから・・」と後回しにせず、まずはできることからスタート。
〈太陽礼拝〉で朝日を浴びたり、〈お山歩〉で花を愛でたり、鳥のさえずりを聞いたり、生命エネルギーが満ちる春を存分に満喫しましょう。
びく石山に行ったら必ずごあいさつ(笑) |