シャバアサナで疲労回復


7月になりました。
暑さもあいまって、疲労感を感じることが多くなる時期です。
7月のお茶菓子は、つるんとひんやり水ようかんにしようかと最後まで迷いに迷い、疲労回復お菓子の「ティラミス」にしました。
※疲労回復?と思われたら2015年7月のブログをご覧くださいね。



「休んでいるのに疲れがとれない」
「いつも体が重くてぐったりしている」

思わずうなずきたくなる出だしとともに、『とれない疲れ』という記事が
疲労のしくみ、疲労回復方法をわかりやすく解説してくれていました。

ほとんどの疲労は、からだで起きているのではなく、脳で起きていて、
脳の自律神経が疲労しているときに、「疲れた」と感じることが研究の結果、
わかっているのだそうです。

自律神経は、自分の意志とは関係なしに、生きている間は24時間365日休むことなく、
呼吸、心拍、体温、血液循環、消化吸収など生きるために必要な生理現象を
コントロールしています。

からだの司令塔である自律神経が疲弊しきって、一瞬でも働かなくなることは、
いわば生命の危機。

だから、「疲れた」と感じるのは、自律神経を守り、生命活動を維持するための
動物の自衛本能なんだそうです。
どんな不調でも、そこには原因があって、からだはきちんとサインをおくっています。
「疲労感」もネガティブにとらえず、本能がしっかり機能していて良かったと思いましょ。

そして気になる疲労回復方法、
疲労した自律神経を回復させる唯一の方法は『睡眠』。
充分な睡眠とは、時間だけでなく、その質の良さも重要なポイント。

毎日の睡眠環境を整えることはもちろんですが、
ヨガのシャバアサナ(しかばねのポーズ)をご存知ですか?

『10分のシャバアサナは60分の睡眠に匹敵するほどのリラクゼーション効果』があり、
特に、60分または90分のレッスンの最後に横たわるファイナルリラクゼーションでの
シャバアサナは、プラナヤマ(呼吸法)とアーサナ(ヨガのポーズ)で
身体も心も調えられた状態での休息なので、普段の睡眠よりもパワフルなリラクゼーションを
もたらしてくれます。

呼吸法で自律神経のバランスを調え、シャバアサナで上質なリラックス効果、
『とれない疲れ』を感じたら、ヨガで疲労回復しましょう。
※ヨガと自律神経については、「ヨガを続けることで体調がよくなる理由」もご覧くださいませ。

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