「自分のために、自分の時間を使う」という練習

ヨガのレッスンのはじめの少し長めのシャヴァーアサナ(リラクゼーション)とプラナヤマ(調息)の時間に「自分のために、自分の時間を使っていきましょう」とお話ししています。

以前にも「身体を巡る旅」でリフレッシュと題して書いたことがありますが、
これにはきちんと意味があって、
ヨガは、日常の喧騒から離れ、社会的立場や役割などから自分自身を
いったん切り離していくプラクティス(練習・実践・習慣)でもあるからです。

毎日の生活の中では、ドラマチックなことや、嬉しい、楽しいこともおこりますが、
同じくらい、煩わしいこと、気持ちがモヤっとすること、ざわつくこともあります。

気持ちが元気なときは、明るく建設的に物ごとを考え、対処できるけれど、
どっぷり疲弊しているときは、ただいたずらに時間も、心のエネルギーも浪費してしまうだけ。

忙しい毎日だからこそ、社会的役割、立場、日常の喧騒から自分を切り離す時間を持つこと
「自分のために、自分の時間を使う」ことが、気持ちを健やかに保ち、
ひいては、周囲に優しく、寛容になれる秘訣ではないかなと思うのです。

12月の小さなお茶菓子付きレッスン
(12/1~12/7)
りんごとサツマイモの焼き菓子です

お楽しみに♡
でも、いざ、「自分のために、自分の時間を使おう!」と思っても、
頭の片隅にこびりついたことや、心にぐっさり刺さってしまった棘が
案外しつこいこともあります。

何年ヨガをやっていても、状況によっては、うまくいく時も、いかない時もあります。
でも、からだが強く、しなやかになると、自然と自信がついて、
気持ちを健やかに保つことがちょっぴり楽になっていきます。

師走、一年のしめくくりは、いっそういろいろな想いが巡るときだから、
一緒にヨガレッスンで練習して、実践して、習慣化していきましょう。
Let's practice!

★リンゴケーキのレシピのお問合せをいただいたので、
参考にしたレシピ(りんごマフィン)ご紹介しますね。
ほぼ日刊イトイ新聞 なかしましほさんのかえってきた!ちいさなレシピを1ダースより

こちらの記事もよかったらご覧ください

空腹の気持ちよさ

夏の早朝の景色

風薫る5月