自分と向き合う時間
1年のはじまりは、何か新しいコトを始めたくなるし、始めるにはとても良いタイミングですよね。
「はじめまして」のお問い合わせがくると、〈ヨガのある暮らし〉にようこそ!
と、わたしが一歩踏み出したときのことを思い出し、とてもうれしく感じています。
新しいことにチャレンジするタイミングは人それぞれですが、なるべくなら、年齢や多忙を理由に一歩踏み出しづらかったり、先延ばししたりするのではなく、心のままにえいやっ!と飛び出して、新たな扉を開いてみるのも良いのではないかと。
Life is short and time is swift
ヨガが〈身体〉に良いコトはもちろんですが、何千年も受け継がれ、インドだけにとどまらず世界中に広まった理由は〈心〉への効能があるからではないでしょうか。
インド哲学の「アシュタ・プシュパ」、「ヨガの八支則」でご紹介したことがありますが、
ヨガの練習を通じて、自分の体や心と向き合う時間を持てるようになると、
自分で、自分に、幸せを供給できる=自家発電 が容易になっていきます。
これは安い、お金がかからない(笑)。
ショッピングしなくても、ご馳走を食べなくても、お酒を飲まなくても、自分にご褒美をあげなくても、多幸感いっぱいになれるのだから。
ヨガはいわば
「自分が自分にくつろぐテクニック」
「満足感をもって生きるためのメンテナンス」
こちらの睡蓮鉢も目を引く美しさ |
難解なイメージが先立つインド哲学ですが、実は身近な暮らしのヒントがいっぱい詰まっていて、うまく伝わらないのが残念だなぁと常々思っていたのですが、さらりと歌にして世界中で聴かれているという藤井風さんをこの年末知りました(←遅すぎ!?)
紅白を見なくなって久しいので、知らなかったのですが、紅白番宣番組で「grace」「死ぬのがいいわ」を聴き、「すべては自分の中にある」というインド哲学の根幹をストレートに、そしてナチュラルに伝えていてほんと感心してしまいました。
番組の中でも話していましたが、お母さんのお腹の中にいる時、生まれてありがとうをいうために家族全員で、そして新曲「grace」のPVを撮るためにとこれまでに3度インドに渡ったという生い立ちからもこの歌があるのだと納得。
それにしても、Viva 若者。
ヨガをやっていれば、つらい出来事や痛みを魔法のように解決することができるというわけではないし、〈時間薬〉と頭ではわかっていても、いつまで続くのか・・と途方にくれることもある。
でも、そんな時こそ、ヨガの練習で、考え過ぎている頭や心を少し休ませてあげられると、気持ちの整理整頓はできます ⇒ エカグラタ
練習の始めと終わりに唱える聖音ॐ oṃ はお寺の半鐘の音と同じで、
〈場を清め、邪気を払い、魔を寄せつけない〉ためのもの。
忙しい毎日ですが、聖音ॐ oṃで気持ちのスイッチを入れ替えて、
自分のために、自分の時間を使う練習、はじめてみませんか?
※ 現在、金曜、土曜のご予約が承りにくく心苦しいのですが、平日昼間のご都合よかったらぜひ。