自分を、自身の、いちばんの〈名医〉に
半夏生(はんげしょう)の葉が少しずつ白くなってきました。
草花や虫、生物たちは、本当によく季節を知っているなぁと感心します。
人間も、同じ自然界の生物なのだから、天気予報やニュースなど文字や数字のデータ、映像で季節を知るよりも、五感をしっかり働かせて〈生〉の季節を感じたいもの。
田植えが終わり、蛙たちの歓喜の大合唱が毎晩繰り返されるようになると、そろそろ青空トウモロコシ屋さんの出現かな、と楽しみになります。
今年は6/8からと張り紙がでてました♪ 昨日の雨と今日の太陽の恵みで ひと粒、ひと粒ぎゅっと甘くなっているかな |
2022年も半年が経ちました。
ここ最近、ヨガの話よりも、痛みや怪我、不調など身体のコンディションのご相談が増えてきているように感じます。
寒くて身体がガチガチと凝り固まった冬が明け、春は年度替わりで大忙し、5月の連休でようやく一段落して張りつめていた緊張がちょっとほどけたところに、溜まりに溜まった疲れや痛みなど、不調が出やすい時期なのかもしれません。
気温も上がるし、梅雨が近くなり気圧変化の影響もあるしね・・・・。
身体に痛みや不快感があると、どうしたって気持ちも落ちこみやすいもの。
私自身、4月にやらかした胸鎖関節の怪我が治るまでのひと月くらいは、痛みの度合いで一喜一憂、感情を揺さぶられまくりでした(;´Д`A ```。
でも、ヨガの練習って身体的な効能だけじゃなくて、精神面の恩恵も大きい。
怪我や痛みがあっても、無理はせず、上手く身体が使えるように練習を積み重ねていくと、
気持ちを引きずられない、持っていかれてもぐっと引き戻すことができる確率がだいぶあがります。
イテテテテ・・・とひとりつぶやきながら、できないポーズは簡易バージョンに代えたり、キープ時間を短めにしたり、いつも通りの流れで練習を終えると、痛みは少し緩和され、気持ちもスッキリしていることに気づくのです。
早く良くなりたい、いつも通り練習したいという〈欲望〉と
調子が悪いのだから今日は途中で止めとこか・・という〈怠け心〉との間で
行ったり来たりする自分を俯瞰して、褒めたり、笑ったり、楽しく観察しながらヨガの練習を地道に続けていきましょう。
もちろん、ヨガは魔法ではないので、休息する勇気も必要。
でも、そんな〈練習をしなかった日〉や〈できなかった日〉も、落ち込んだり、考え込んだり、眉間にしわ寄せて深刻モードになるのではなく、軽やかに、リラックスして、自分を笑い飛ばしましょう。
笑い飛ばせないときは、、、、心の処方箋と言われる〈ヨガ哲学〉がたいそう効きます。
キャッチーな健康情報、食品、グッズが溢れかえる今だからこそ
正しい知識と実践で、自分を、自身の、いちばんの〈名医〉に
ヨガ哲学講座 備忘録
アーサナ(ヨガのポーズ)やプラナヤーマ(調息)の練習は〈身体の免疫力〉向上に、ヨガ哲学を学ぶことは〈心理的な免疫力〉をつけることに役立つということを、古来の聖典をやさしく紐解きながら、楽しく教えてもらいました。
ヤマ・ニヤマ ~ヨガの八支則より~
カラダを健康にするだけでなく、ココロにも作用があるみたい。 そんなヨガの効能にふと気づいたら、読んでほしい一冊があります。 インテグラル・ヨーガ(パタンジャリのヨーガ・スートラ)
週1回以上運動していますか?
運動習慣って、時間と気持ちに余裕がないとなかなか持てないもの。 振り返ってみると、わたしの30代も、育児と仕事と家事で分刻み、 とにかく体力温存、余剰エネルギーを使わない、わざわざ運動して疲れるなんてとんでもない。 時間は減るし、明日の生活に響くじゃないか!と・・・