『七味 五悦 三会』年の瀬は楽しいことを思い出しながら
年の瀬、いかがお過ごしでしょうか。 江戸時代、庶民は除夜の鐘を聞きながら、 「今年初めて食べた美味しいもの 」 「今年あった楽しかったこと」 「今年初めて会って嬉しかった人」 を思い出し、味なら七つ、楽しいことなら五つ、人なら三人という 条件を満たしたら、「今年はいい年だったなあ」と喜ぶ風習があったんだそう。 演出家の鴻上尚史さんの 週刊SPAに掲載しているコラム をまとめた 「ドン・キホーテのピアス」シリーズで、この 『七味 五悦 三会(しちみごえつさんえ)』を知りました。 鴻上さん自身は、友人の江戸風俗研究家だった故 杉浦日向子さんから教えてもらったのだそうです。 「孤独と不安のレッスン」 「空気を読んでも従わない」 など、今年は鴻上さんの本をよく読みました。 過去を振り返るとき、ついつい、できなかったこと、やれなかったこと、 年によっては、つらかったこと、苦しかったこと、思い出すだけで涙がこぼれることもあるかもしれません。 でも、『七味 五悦 三会』と良いことを15個思い出そうとすると、頭の回転が自然とポジティブシンキングに。 少しでも気持ち良く、新年を迎えるための江戸時代の人々の生活の知恵だったのかもしれないという説も。 年の瀬、江戸のくらしにならって・・じゃないけど 時間があったので(汗) 海外土産の包装紙を再利用して、お年玉用のぽち袋を作ってみたり わら細工で、しめ縄や鍋敷きなど作ってみたり わたしの今年の「七味 五悦 三会」はどうだったかなあと、いくつか思い出してみました。 初めて食べた味、食べたことがあるものでも、その味はびっくり!というものでもOKなら、 なんといっても、ジャイプールのラッシーワーラー(立ち飲みスタンド)の ラッシー。 これは本当に衝撃の美味しさでした。 濃厚なうえに、さらに”追い”カード(凝固したヨーグルト)をのせてくれるのです。 あまりの美味しさに、フライト前、空港に行く前にもう一回寄って!とお願いして、 飛行機の中でお腹痛くなったらどうするの~!?と旅友に真剣に心配されました(笑)。 積丹で食べた”朝獲れウニ丼”も美味しかったなあ。 食いしん坊なので、七つくらいは思い出せそうかな。 楽しかったことは、上の息...