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【お知らせ】2020年10月のスケジュール & YOGA哲学講座のご案内

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暑さや湿度が落ち着いて、ようやく過ごしやすくなってきました。 涼しく活動しやすい秋に、きちんとカラダを動かしておくと、次に来る冬の備えとなり、 寒い季節もより過ごしやすくなります。 カラダが健やかで、気持ちも明るく元気なときは、良いアイデア、プランが建設的に考えられるので、 「落ち込んだとき、疲れた時は、これをする!」という 自分の取扱説明書 に プランAだけじゃなく、B、C・・・とたくさんのアイデアを追加更新していきましょう。 わたしにとって、ヨガの練習は、そんな日々の暮らしや人生の処世術を身につけることにも 繋がっているのだなぁと実感します。 ヨガをすると、身体も気持ちも、なんだか調子がいいなぁと感じはじめたら、 ヨガの哲学講座を聴きにいってみませんか? ”なんだか調子がいい”の ”なんだか” の理由がわかると、 より練習が楽しく、深まるだけでなく、日々の暮らしもちょっと生きやすく、 たとえ忙しくても気持ちに余裕がうまれます。 11月8日(日)に、わたしが毎週練習に行っている藤枝の音羽山清水寺で、 アシュタンガ静岡のhitomi先生主催のヨーガ哲学WSが開催されます。(詳細は下記リンク先参照) ■ 『谷戸康洋先生のヨーガ哲学WS in 静岡』 「哲学」というと、難しそうと思われるかもしれませんが、 NHK教育テレビで、高田純次さんがMCをやっていた「世界の哲学者に人生相談」 のように、 哲学は、国や文化、時代を超えて、日々のとても身近な悩みを解消してくれる 先人の智慧であり、人生の道しるべなんですよね。 ご興味がありましたら、レッスンのときなど、お気軽にお問い合わせくださいませ。 インド古来から伝わる経典のひとつであり ガンディーも心の拠り所とした 哲学の精髄「バガヴァッド・ギーター」 ランダムにひいた一枚に、その時必要とするメッセージが 記されているというカード仕立てのギータを ご縁があって、3か月ほど練習をご一緒した方から戴きました 一生ものの宝物です

『ブリット=マリーはここにいた』と”小そうじ”のすすめ

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”大そうじ”、好きですか? わたしは苦手です・・・。 溜まりに溜まった物や埃、 ここも、あそこもやらねばと思うと気持ちは萎えるし、 時間も労力も、より効果のある掃除グッズを買ったりしたら 余分なお金もかかるわで、 ただでさえ忙しい年末にぐったり疲れるわりに、 その魔法はあっという間に消え去り、またいつもの状態に早戻り、、なんてことも。 だったら、毎日の”小そうじ”の方が断然らくちんで、 年中、快適に、こざっぱりと暮らせるので、 いつからか、わたしは、家族から恐れられるほどの 妖怪”小そうじ魔”に(笑)。 ”へちまたわし”完成! 見れば見るほどすごい繊維 来年は”天然たわし”一年分のへちまを栽培したいなぁ いつもどこか拭いていたり、履いていたり、 シンクやテーブル、床に物があったりすると落ち着かなくて、 直ちに片付けせずにはいられない。 家族は、大切なものまで捨てられるんじゃないかとハラハラしっぱなしらしい(笑)。 でもね、カラダも同じだと思うのです。 まとめてど~んと運動したり、ストレッチしても、良い状態を保てるのは数日。 しかも、年齢とともに、翌日の筋肉痛などのダメージも倍返し、怪我もしやすくなります。 ”まとまった時間”ができたら運動しようと思っていても、 ”まとまった時間”はそうそう作れないものだし、 それが3年先、5年先になったら、 運動しようにも、今よりも体力も気力も落ちているかもしれない。 人生でいちばん若いのは来年より今年、来月より今月、明日より今日。 10年後の自分のために、カラダの”小そうじ”はじめてみませんか。 そんな”小そうじ魔”のわたしが、これは、未来のわたしですか!?と思うほどの “スーパー綺麗好き偏屈おばさん”が主人公の物語を読みました。 「ブリット=マリーはここにいた」(著:フレドリック・バックマン) 以前 「幸せなひとりぼっち」という北欧スウェーデン映画 を見たことがあり、 同じ作者の本だと知り、きっと期待を裏切らないと思い読んでみました。 穏やかな作風らしく最後までいくのかと思いきや、結末近くになるとそわそわしてくる展開に。 ブリット=マリー、どうする、どう落ち着く?と自分のことのようにドキドキしながら、 結末は期待を超えるハッピーエンド。 ネタばれになってしまうので、詳細を書くのは控えますが、 重曹とTO DOリストは人生の必需品

ナーヴァーサナで腸活しましょう

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陰ヨガのベースとなる中医学では、9月前半は夏の暑さと湿気で疲れた「胃腸」をいたわり、 日照時間が減少に傾く秋分以降は「大腸」と「肺」に気を配る時期と考えられています。 夏の疲れを引きずらないよう、まずは腸内をきれいにして、消化吸収の働きをアップしましょう。 シヴァナンダヨガは、毎日の生活に取り入れやすいように、型=ポーズの順番がほぼ決まっていますが、 季節の変わり目や参加される皆さまの体調に合わせてバリエーションを取り入れています。 9月に入って、腸を元気にするためにレッスンに取り入れているポーズのひとつが 「ナーヴァーサナ(舟のポーズ)」 。 レギュラークラスでいつも行う「ガス抜き」「ねじり」「うつ伏せ」のポーズは、 胃腸をぐりぐりとマッサージしてくれて、ガスを排出し、腸の動きを良くする効果があります。 これに加え、「ナーヴァーサナ」は腹圧をかけて、しっかり呼吸をすることで、 腹部が温まり、マッサージ効果に加え、排便力も高まります。 朝の排泄がスッキリ&どっさりだと、それだけでいい気分、自然と気力も湧いてきますよね。 肌つやも良くなるし、ダイエット効果も抜群。 もちろん、食事の内容や、いつ、どれくらい食べるかも同じくらい大事なこと。 今、興味深く読んでいる 「新しい腸の教科書」(著:江田証) には、 腸のしくみや働きの説明だけでなく、腸内環境を整えると言われている乳製品や豆、 発酵食品、食物繊維が体質によっては、かえって調子を悪くさせる場合があるという 研究結果も図解されていて、なるほどなぁと納得しました。 インドに行っても下痢にならない、強靭な胃腸の持ち主だと驚かれるわたしですが、 それでも、最初の数日はガスが溜まったようなお腹の張りと便秘に悩まされます。 この本によると、FODMAPという発酵性の糖質を含む食品のひとつ ”ひよこ豆・レンズ豆”が原因だとわかり納得。 インド料理はほぼ豆ベースなので、胃腸が慣れるまでに時間がかかっていたということなのだと。 整腸食=身体に良いものを食べているのに、なんだかいつもお腹の調子が悪い、 排便時のスッキリ感がないなぁ、という方はぜひ参考に読んでみてくださいね。 また、 「空腹の気持ちよさ」 についてヨガの経験を交えて綴ったことがありますが、 空腹時にお腹が鳴るのは、腸管が大きく収縮し、散らかった腸内をお掃除している証拠。

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空腹の気持ちよさ

夏の早朝の景色