股関節伸展で座り過ぎ解消→〈オトナのブリッジ〉を目標に!

長く同じ姿勢のままでいて、立ち上がったり、背骨を伸ばそうとすると、あいた、たた・・・(涙)となることありますよね。 イラストAC 腰痛や股関節の固さによる不調は、長時間のデスクワークや車の運転など、脚と腰が常に曲がっている状態が続くと起こりやすいと言われています。 縮んで固まっていた脚や体をまっすぐに戻すときに、硬くなった筋肉や腱に負担がかかり腰や膝に痛みがでます。 伸ばすと痛い・・・と楽な姿勢を続けると、腰痛や肩こり、膝の痛みだけでなく、お腹がぽっこりでたり、脚がむくんだり、ぐっすり眠れなかったりと不調の負のスパイラルにおちいりがち。 イラストAC その日の疲れはなるべくその日のうちに解消したいもの。 時間の制約がある方は、せめて週に一回でも、縮こまった体を気持ちよーく伸ばして、ほぐしましょう。 翌日、翌週のQOL(生活の質)やパフォーマンスが違ってきます。 イラストAC 座った姿勢(股関節の屈曲:左図)が多かった日は、深呼吸しながら、股関節を伸展(右図)する動作をしてみましょう。 まずは優しいポーズで、ゆっくり。 デスクワークや運転を1時間続けたら、休憩も兼ねてこんなポーズがおすすめ。 そして、バランスボールがある方は(物置にしまっておかないで〜!) お風呂上がりにのびのび〜とリラックス。 レッスンで必ず行う〈太陽礼拝〉もおすすめです。 この中にも股関節を伸展させてくれる動作がしっかり入っていますよ(特に4番と9番のポーズ)。 12のヨガのポーズを連続して行うことで、全身がほぐれるだけでなく、良い姿勢を保つための筋力も養われます。 太陽礼拝でウォーミングアップして、温まってほぐれたら、余裕のあるときは、アドバンスのポーズもトライしてみましょう。 ラクダのポーズ チャクラーサナ 脚や腕の〈胴体との付け根〉がた〜っぷり、ぱか〜んと開くのは開放感あって気持ちが良いものです。 背骨も後屈されるのでスッキリ爽快。 レッスンでも、このポーズの時はワイワイ賑やかに、できても、できなくても、トライする方がいっぱい。 大人になってからの〈ブリッジ〉は、新しいことにチャレンジするワクワク&トキメキ満載です。 太陽礼拝をコツコツと丁寧に続けていくと筋力と柔軟性が高まって、アジャストがなくても、脚と腕が伸びて頭が上がるようになっていきます。 だんだん薄着になる季節、良い姿勢で颯爽と歩き