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【お知らせ】12月のスケジュール

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冬がすぐそこまでやってきました。 冷え込んできたので、ちょっと早いですが、灯油を買ってきてストーブを出しましたよ。 ストーブでやかんのお湯を沸かしたり、コトコト煮物をしたり、ちょっとまた楽しい季節ですね。 さて、インド旅のつづきですが、デリーから北へ約200kmの ハリドワールまで、特急列車で約5時間。 日本だったら新幹線で2時間かからないくらいの距離? インドでは、ほんの少し進もうとするだけで、膨大な時間と労力がかかります。 早さとか、効率とか、無駄を省くことが重要視される日本とは”真逆”の世界とでもいうのでしょうか。 でも、それがなんだかいいんだなと思えるのは、分刻みの生活のループから抜け出した解放感ですね。 実際にインドを生活の場としていたら、えらいこっちゃなんだとは思います・・・。 ハリドワールでは、365日欠かさず毎晩行われているというガンガーアラティ(ガンジス河での火の礼拝)を 見ることができました。   10代のころから、国内外問わず旅は好きで、下調べなどの事前準備はぬかりのない私ですが、 インドに関してはなぜか何も調べられない、誘われるまま、導かれて行く!みたいな旅が続いています。 大好きな須賀敦子さんが晩年のエッセイの中で、初めて留学したフランスになかなか馴染めなかった理由に、 「言葉の壁はもちろんのこと、人々のものの考え方の文法のような手がかりがつかめずいら立っていた・・・」 という くだりがあるのですが、 旅を楽しむコツもここにあるのかなと思ったりします。 ただインドに関しては、あまりに文化が多様すぎて、調べるよりも、実地訓練あるのみというわくわくスイッチが 入るのかもしれません。 (もちろん、命の安全確認は別ですが・・・・)。 今回のハリドワールも行ってみて、実はとても有名な聖地だったということを知りました・・・・(汗)。 ハリとは「神」、ドワールとは「門」という意味で、ヒマラヤの聖なる山々と俗なる平野部を分ける結界の役割を 果たす町という意味があるのだそう。 多い時には数万人の巡礼者が訪れるという聖地、この日も週末ということもあり、ガートはすごい人でした。 花と蝋燭の小さなお供えを買い、ガンジス河に流しながら祈りました。 お供え自体は20Rs(約40円)だっ...

11月レッスン、再開しました

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ご心配をおかけしたインド旅行から無事帰ってきました。 今週11日火曜より、通常通りレッスンをしています。 だんだん冷え込んできました。 本格的な寒さになる前に、身体を動かす習慣をつけて、風邪をひかず、冬を楽しんで過ごしたいですね。 ☆2014年11月スケジュール ------------------------------------------------------------------- 火曜日:11月11日、18日、25日  10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ  13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ) 水曜日:11月12日、19日、26日  10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ   13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ)   木曜日:11月13日、20日、27日   10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ  14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ 金曜日:11月14日、21日、28日  19:30~21:00シヴァナンダ ヨガ ------------------------------------------------------------------- 覚えているうちに、今回のインド旅のこと備忘録もかねてちょっとずつ書いておこうと思います。 途中で終わるかもしれませんが・・・・。気長にお付き合いいただけたら幸いです。 インドへ行くのは今回で3回目ですが、訪れる時期、場所によって様々な表情を見せる摩訶不思議な国。 それもそのはず、インドは面積も人口も日本の約10倍、寒冷地のヒマラヤ山脈からインド洋に 面した熱帯の地域まで気候は様々、州によって習慣や言語も違い、カレーばかり?と思われがちな インド料理も、実はそれはそれは多種多彩です。 今回は初めての北インド。 ヒンドゥー教の聖地であるハリドワール、そしてヨガの聖地といわれるリシケーシという町を訪れました。 デリーからハリドワールという町までは電車で移動。 インドの電車というと、屋根の上に人が乗っていたり、扉から身体半分出てたり、というイメージですが、 今回乗ったデリー発ハリドワール行きの特急は一等車ということもあり、安全なごく普通の電車でした(安堵)。 ...

インド旅、終盤

リシケーシは今日も良く晴れています。 朝晩はヒマラヤから吹き降ろす強風で冷えこんできましたが、 日中は半袖で過ごせるほど暖かく、陽射しも強いです。 帰国したら、ひとり日焼けしていて浮いてしまうかも…。 インド旅も残すところ、あと1日。 現地集合、現地解散の友人たちも、一人発ち、二人発ち、今晩はお部屋に1人きり。 宴の後のように、旅も静かに終わりを迎え、ちょっぴり寂しい夜になりそう。 停電は慣れているけど、断水したら困っちゃうな〜。 今日は朝のアーサナクラスの後、朝食にポハというインドの家庭料理をいただき、 クンジャプリという山寺へ最後の遠足に行ってきました。 リシケーシから車で約一時間のこの場所からは、ガンジス川がハリドワールの方に 雄大に流れる姿を一望でき、北を眺めればヒマラヤ山脈が見えるという素敵な場所。 インドの神様のお話では、パールバティがおっぱいを落とした場所ということで、 別名おっぱい寺院!?と言われているそうです。 私たちも落とした胸を拾いに行くわよ〜っと意気込んで出かけてきました。 日頃のジョギング効果もあり、300段の石段もなんのその。 小さな寺院でプージャ(儀式)をしてもらいました。 帰り道、中谷美紀さんのインド旅行のエッセイにも出てくるインド屈指の高級ホテル リゾート『 アーナンダ  イン ザ ヒマラヤ 』の横を通り、マハラジャのお城を改装した というその外観にうっとり。いつか泊まってみたいね〜と大きなため息。 今夜が、最後のガンガーアラティです。 レッスンに来てくれている皆さんのこと、この旅に快く送り出してくれた家族、 大切な人たちのことを想い、祈ってきますね。 今夜、ぶるっと身震いしたら、それはきっと私からのガンジス川パワー!? インドタイム18時ごろなので、日本時間21時30分ごろですよ〜(^^)。 明日の朝のアーサナクラスが終わったら、いよいよパッキングして、デラドゥン空港から デリーに移動して、帰国の途につきます。 何度訪れても、見たこともないような様々な表情を見せるインド。 また呼ばれる日が来るのかしら。 レッスン、来週より再開します。 皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。 長期のお休み、ご協力いただき本当にありがとうございました。 ...

インド旅、途中経過

リシケーシという町にいます。 ガンジス川が町の真ん中を流れていて、祈りが生活の一部になっている町。 日の出とともにガンジス川のほとりで祈り、日没とともにキルタンを歌い、 火の神を敬いガンジス川に祈りを捧げる人々。 八百万の神のいる日本、道祖神や神社仏閣が意外と身近にある日本も、 昔はそうだったんだろうな〜と思いながらすごしています。 抱いていた聖地のイメージは、ガラガラと崩れるほど、当たり前だけど 「そこはインド!」だったリシケーシの町も、 朝6時のハタヨガと夕方のアラティを日課にしたら、身体も気持ちも落ち着いて、 暮らすように旅を続けています。 日中は、町の市場へふらふらっと、安全装置のないゴーカートのような相乗りリキシャで 繰り出し、スタンドでラッシーを飲んだり、色鮮やかで種類豊富な八百屋さん、 豆やスパイス屋さんをのぞいたり、私には非日常、でもインドの人々にとっては ごく普通の日常を垣間見て楽しんでいます。 排気ガスと土埃で顔も身体も、鼻の穴も真っ黒だし、牛やロバや犬猫がいっぱいで、 足元には常に注意が必要だけど、毎日がワクワク、活気に満ちています。

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