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身体で〈やる気〉を迎えに行く

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今朝、ゴミ出しに玄関をでたら、羽化したての蝉がまだ飛び立てずにじ~っとしていました。 空蝉が近くに見当たらないので、どこから歩いてきたのか・・。 驚かさないように、そっと、そっと、がんばれ~と静かに応援。 梅雨明けですね。 NHKラジオの「子ども科学電話相談」という番組 で、以前こんな相談を微笑ましく聴いたのを思い出しました。 雨が降るとどうして「天気が悪い」って言うの? NHKラジオを流していると、たびたび耳にする気象予報士の福田さんがちょうど先生で、こんな風に答えていて素敵だなぁと。 世の中には、雨が降ると好きな人もいれば、ちょっと嫌だなっていう人もいて、でもどちらかというと、雨が降ると外で仕事ができなかったりとか、出かけるときに傘を持っていく必要があったりとか、雨が降ると自分にとって都合が悪いことがあると思う人が多かったから、みんなが雨の日のことを「天気が悪いですね」というふうに言うようになったんじゃないかなと先生は思います。 福田さんは、ラジオで天気を伝える時に「天気が悪い」と言わないようにしているんだそう。 いろんな状況の人がいて、雨を待っている人もいるし、雪を楽しみにしている人もいるから。 「気象現象」と呼ばれるものは、人間がどう感じようが、もしかしたら人間がいなくても、もちろん雨は降るし、雪が降るし、風が吹く。 天気予報とか天気のことっていうのは、〈天気を知って生活をよくしたい〉というふうにこれまで昔の人が思ってきていろいろ発展してきたということもあると思うので、天気が悪いなっていうのは、人間の活動を含めて、その人がどう考えてるかっていうことだと思うからなんだそう。 我が子たちが幼かったころは、質問するお子さんたちがあまりに利発で、どうやったらこんな風に育つのか!?と軽く落ち込んだものですが・・(笑)、今は、もう、毎回ほんと、素直な感性に、真っ黒に汚れちまった大人心が洗われる想いで聴いています。 いつの時代も、子どもの心の感性って大切、忘れてはいけないなぁと反省しきり。 ご近所のジャカランダは初夏のお楽しみ 美しい紫色の花びらのじゅうたん この連日の猛暑報道も同じで、福田さんの伝えたいことは、 早い梅雨明けで心配なのは生活様式が季節に追いつかないことです。 梅雨明け前に=本格的に暑くなる前にやっておこうといれた予定、外での作業や

【お知らせ】2022年7月のレッスンスケジュール

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  2022年7月のレッスンスケジュールをお知らせします。 ◆ はじめてご予約をくださるお客さまへ 金曜夜と土曜レッスンは、新規の方のご予約が承りにくくなっております、すみません<(_ _)>。 定期的に来てくださっている皆さまのご予約をいったん承ってから、空席がある場合は、LINE一斉配信 ( ⇒ LINE公式アカウント Yoga Olivier )にて7月の空席状況をお知らせいたします(6月末ごろ予定)。 ◆ 7月第四週目(7/20~23)は、所用のため、レッスンお休みになります。 梅雨晴れの中、アラウンド80歳の両親を誘って、 戸隠古道 を歩いてきました。 古くから山岳信仰で有名な戸隠山のふもとの宝光社・火ノ御子社・中社・九頭龍社・奥社からなる 戸隠神社五社を歩いてめぐる こと、往復約12km、6時間、歩数計は23,000歩でした。 お世話になった宿坊では、朝晩はまだストーブを焚いてくれるくらい、肌寒さの残る戸隠。 静岡の低山は、若葉も夏の力強さを感じられるほどぐんぐんと成長しているけれど、戸隠の森の中は、まだまだ柔らかな色合いで、生まれたてのようにみずみずしいんです。 宝光社からは神様が通る道という由来の〈神通:かんみち〉をてくてく歩きながら火ノ御子社、中社に向かうのだけれど、鶯のわたりにはじまり、耳に心地よい鳥たちのさえずりが終始止むことがありませんでした。 なるほど、途中に「NHK小鳥の声放送記念碑」というものがあり、昭和8年(1933年)に日本ではじめて野鳥の声を全国に中継したのだとか。 奥社の上に見えるギザギザの山が戸隠山 そして宿坊の図書コーナーでは、懐かしい本に再会しました。 「森へ行く日」(著)光野桃さん。 まだ勤め人をしていた頃に読んだ本なので、たぶん、もう10年以上前のこと。 初めてトレッキングシューズを履いたのは、50歳を過ぎてから・・・という一文のある〈人生には森が必要〉という序章は、当時の私には新鮮で、いつかわたしも!と思ったのをよく覚えています。 でも、どんな山のことが書かれていたのかはすっかり忘却の彼方で、夕食前に読んでいたら、最終章は戸隠の森のことで、光野さんが泊まったという宿は、まさにわたしがいるその宿坊だったんです。 めぐりめぐって、こんな偶然ってあるんだなぁと嬉しい驚きでした。 戸隠ならではの蕎麦懐石と山歩きの

自分を、自身の、いちばんの〈名医〉に

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半夏生(はんげしょう) の葉が少しずつ白くなってきました。 草花や虫、生物たちは、本当によく季節を知っているなぁと感心します。 人間も、同じ自然界の生物なのだから、天気予報やニュースなど文字や数字のデータ、映像で季節を知るよりも、五感をしっかり働かせて〈生〉の季節を感じたいもの。 田植えが終わり、蛙たちの歓喜の大合唱が毎晩繰り返されるようになると、そろそろ 青空トウモロコシ屋さん の出現かな、と楽しみになります。 今年は6/8からと張り紙がでてました♪ 昨日の雨と今日の太陽の恵みで ひと粒、ひと粒ぎゅっと甘くなっているかな 2022年も半年が経ちました。 ここ最近、ヨガの話よりも、痛みや怪我、不調など身体のコンディションのご相談が増えてきているように感じます。 寒くて身体がガチガチと凝り固まった冬が明け、春は年度替わりで大忙し、5月の連休でようやく一段落して張りつめていた緊張がちょっとほどけたところに、溜まりに溜まった疲れや痛みなど、不調が出やすい時期なのかもしれません。 気温も上がるし、梅雨が近くなり気圧変化の影響もあるしね・・・・。 身体に痛みや不快感があると、どうしたって気持ちも落ちこみやすいもの。 私自身、4月にやらかした胸鎖関節の怪我が治るまでのひと月くらいは、痛みの度合いで一喜一憂、感情を揺さぶられまくりでした(;´Д`A ```。 でも、 ヨガの練習って身体的な効能だけじゃなくて、精神面の恩恵も大きい。 怪我や痛みがあっても、無理はせず、上手く身体が使えるように練習を積み重ねていくと、 気持ちを引きずられない、持っていかれてもぐっと引き戻すことができる確率がだいぶあがります。 イテテテテ・・・とひとりつぶやきながら、できないポーズは簡易バージョンに代えたり、キープ時間を短めにしたり、いつも通りの流れで練習を終えると、痛みは少し緩和され、気持ちもスッキリしていることに気づくのです。 早く良くなりたい、いつも通り練習したいという〈欲望〉と 調子が悪いのだから今日は途中で止めとこか・・という〈怠け心〉との間で 行ったり来たりする自分を俯瞰して、褒めたり、笑ったり、楽しく観察しながらヨガの練習を地道に続けていきましょう。 もちろん、 ヨガは魔法ではないので、休息する勇気も必要 。 でも、そんな〈練習をしなかった日〉や〈できなかった日〉も、落ち込んだり、考え込ん

〈ドルフィンプランク〉で二の腕・背中スッキリ&肩こり改善

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6月のスケジュール を一部変更いたしました。 ◆木曜午前レッスン 10時~11時  ジェントルヨガ(60分) ヨガを始めてみたいけれど90分クラスは体力的にやや心配、毎日が多忙なので短時間のクラスが都合が良い、・・・etc. そんな方々のご要望にお応えできたらと思います。 ご参加の皆さまの体力やご予約状況などをみながら、また随時、アレンジしていきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 シヴァナンダヨガ(90分)とジェントルヨガ(60分)のレッスン内容の違いについては、こちらのブログ記事をご覧くださいませ。 各曜日のヨガレッスンの難易度や強度について どちらもヨガの効果=関節を動かす、筋肉や腱のこわばりをほぐす、血行を良くする、筋力をつける、ゆったりとした呼吸で心身を穏やかに、健やかに保つことは同じです。 違いは、、、 さて、本格的な夏ももうすぐそこ。 半袖やノースリーブが快適な季節になってきましたね。 背中、肩回り、二の腕のボリューム、気になってませんか? 〈①ドルフィン〉と〈②ドルフィンプランク〉のポーズは、 シルシアーサナなど逆立ちのポーズの準備のための 体幹を強化する アーサナのひとつですが、 背中・お腹・脇下・腕の筋力が養われ、 肩こり の改善 にも効果が期待できます。 体幹が鍛えられると、筋肉量が増え、基礎代謝があがるため、 習慣にすれば、体脂肪は減り、気になる部分が引き締まっていきます。 もちろん適切な食事習慣との両輪を回すことが大切ですが。 ①・②を深い呼吸とともに5回から10回繰り返し 最後は〈チャイルドポーズ〉で休息しましょう ※呼吸のタイミングは流派によって諸説あります、呼吸を止めないコトが大事 プランク(板のポーズ)は太陽礼拝にもありますが、手首に負担がかかるとツライ方には、肘をつくドルフィンプランクをおススメします。 ビギナーの方、そもそもプランクが苦手という方は、こちらの膝をついたバージョンでまずはやってみましょう。 ひと口に 〈肩こり〉 といっても、肩関節の故障や炎症がある場合は無理をせず、かかりつけ医と相談をしてくださいね。 動かすこと、運動を勧められているのであれば、まずは、膝をついたやり方で。 6月は60分クラスでも、90分クラスでも、〈ドルフィンプランク〉をレッスン内容に加えていきますよ。 怪我をしないよう正

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空腹の気持ちよさ

夏の早朝の景色