Memories of the short trip at Mekong Delta(メコンデルタの思い出)

早いもので、6月になりました。
6月といえば、祝祭日のない月。
連休が懐かしかったり、夏休みが待ち遠しかったりしますが、身体と心のバランスを調えて、
なんとか乗り切っていきたいですね。

祝祭日がないおかげで(!)、ヨガレッスンは平日各曜日とも4回づつレッスンがあります。
ご予約お待ちしておりますね。
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☆2016年6月スケジュール
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火曜日:6月7日、14日、21日、28日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ)

水曜日:6月1日、8日、22日、29日 ※6/15はお休み
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
 13:30~14:30 ジェントル ヨガ(やさしいヨガ) 

木曜日:6月2日、9日、16日、23日、30日
 10:00~11:30 シヴァナンダ ヨガ
   14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ

金曜日:6月3日、10日、17日、24日
 19:30~21:00シヴァナンダ ヨガ

土曜日:6月11日
 14:00~15:30 シヴァナンダ ヨガ
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忘れないうちに「メコンデルタツアー」のことを少し書き留めておこうと思います。

「メコン河」と聞くと、中学校や高校の社会の授業を思い出しませんか?
肥沃な土、恵まれた気候のおかげで、二毛作、三毛作が可能ともいわれる豊穣の大地をこの目で見たくて、
ホーチミン滞在中にメコンデルタへの現地ツアーに申し込みました。

日帰りと一泊のプランがあり、時間に余裕があれば水上マーケットが見られる一泊がおすすめとのこと。
値段はピンキリで、豪華ホテルに専用車がついたものだと400ドル以上、
安いものだと、片道約150kmのバス代、ホテル代、昼食と朝食が一回ずつついて英語ツアーが26ドル(約3,000円)、
日本語ガイドがついても55ドル(約6,000円)。

気心の知れた友人となら格安英語ツアーを申し込んでいたかもしれませんが、今回はナーバスな次男と70代の父と
一緒、私自身もはじめてのヴィエトナムなので、日本語ガイドさんがいたほうが安心かなとちょっと高いけれど倍額の
日本語ガイドツアーにしてみました。


ツアーバスの発着広場にて
格安ツアーなので
どんなおんぼろバスが来るのかドキドキ
バスの旅も、異国で初めてのローカルバス、見たこともない光景に冒険気分いっぱいだった次男も、
30分も乗るとその悪路、運転の荒さ、渋滞にすぐに食傷気味になり、トイレ休憩で停まる幹線沿いの
サービスエリアのハードなトイレ事情、飲食事情に腰引けまくり。

インドで一通りのトイレ事情を見てきた私には、まぁ許容範囲のレベル。
でもハードルが日本基準の息子は目がテン。
食事は食べずに我慢できても、トイレは基本欲求なので行かない訳には行かず、文化の違いをたっぷり体験。

そんなこんなで、目的地のメコンデルタの最初の町ミトーに到着したころには、かな~りお疲れの様子でしたが、
気温35℃の中、ツアーなので旅は否応なしに続行。
メコンデルタに浮かぶ島々を巡る段階に入ります。
船の舳先で写真を撮ってくれるサービス
強風のためなかなかのスリル

水深は30m以上、
落ちたらどんな生き物がいるか・・・!?
支流は手漕ぎボートで移動
メコンデルタ鉄板の笠は貸してもらえます
ぐったり帰りたいオーラを出しまくっていた次男
金運が上がる!というガイドさんの言葉を聞いて
すぐさまニシキ蛇マフラー体験
ココナッツキャンディーを作っているところを見せてくれる島からスタートして、ライスペーパー、蜂蜜と続き、
ニシキヘビエリア、カエル牧場!?などなど、それぞれの島々に特徴、特産があり、めくるめく繰り広げられる
お土産プレゼンテーションの数々。

軽食も食べれたりしますが、かなりの高い確率で冷蔵庫が壊れていて、ビールが生ぬるかったり、
スムージーやヴィエトナムコーヒーを頼めば、汲み置きのバケツの水でバシャバシャっとゆすいだグラスに、
氷をたっぷり入れて注いだシロモノが出てきたり。

ガイドさんが、ヴィエトナム人らしからぬ、ふくよかな方で、食いしん坊万歳に出てきそうな旺盛な食欲。
彼がいろいろ買っては、食べてみる?とおすそ分けしてくれる見たこともないスイーツやスナックの数々。




父と息子がほそ~い目で「ほんとにそれ飲むのか、食べるのか!?」と半ば呆れつつ、
この人倒れたら、どうやって旅を続けるのかという不安を横目に、私はといえば、旅は楽しまないとねと
食べる、飲む。またハードル下がってる?
”草”効果なのか、その後もお腹は大丈夫でした・・・・(笑)。


途中、演歌かいな?と思われる民謡を島民たちが歌って、CDをさりげなく売るなんていう島もありましたが、
ヴィエトナムの方々、粘りがないというか、あっさりとしていて、しつこく売りつけたりしないので、
むしろ買ってあげた方がいいかしらん?とこちらが悩んでしまうほど。


ミトーは美人が多いらしいですよ
ヴィエトナムの女性はほんとスタイル抜群
とある島の中のハンモックカフェ
あまりに疲労困憊した息子は楽しそうに揺られてました

これだけ盛りだくさんな体験をさせてくれて、一泊二日55ドルは日本の感覚からしたら格安、
一度は行ってみる価値はあるかと思います。

ただ数年前だったら、もっともっと古き良きヴィエトナムが見えたかもしれませんが、田舎にも”消費”社会の波が
押し寄せ、現金収入がないとなかなか厳しいご様子。
なので、今はすでに観光地化しすぎて、現地の方々も擦れているというか、一生懸命さよりも、次から次へと来る
金づる?観光客の相手を流れ作業のようにこなしている感じ?

ガイドさんから、日本の方はなかなか行かないけれど、ヨーロッパの方々に人気の3泊のメコンデルタツアーでは、
カンボジアとの国境付近まで行く内容で、メコン河の支流に蓮の花が咲き乱れる素敵なスポットがあるんだよと
写真で見せてくれました。
今度は直接そこだけ行きたいわと話すと、そういうツアーはないとのこと。
すごろくのふりだしに戻ったような気持ち!?
また気温35℃の中、ココナッツキャンディー⇒蜂蜜⇒ライスペーパー・・・とはじめからやり直しはもういいかな。

それにしても、メコン河、巨大な生き物のようでした。
チベットを源流に、中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジアを通ってヴィエトナムから海へ、
7か国の河岸で暮らす民族、人々の生活を支え、時には脅かし、何万年も滔々と流れ続けている。

メコンデルタの生活は、果物が鈴なりで熟したら落ちてくる、河に網をしかけておけば大量の魚がかかる、
米は年に2回も3回も収穫できると良いことづくめで、南国特有のちょっと気怠さや甘やかさを感じはしますが、
大災害が起きた時くらいしか、自然の脅威を感じられなくなっている国に住んでいる私から見ると、
根底には、自然の中に場所を借りて暮らさせてもらっているという謙虚さ、自然に対する畏怖の念、
タフな精神力、生命力があるんだな~と強く感じました。

そして、人類が滅びることがあっても、メコン河や川底に潜む生物、怪魚!?たちは滅びないんだろうな~。
メコンデルタツアー名物
エレファントイアーフィッシュ(象耳魚)の唐揚げ
まだ可愛らしい部類の怪魚
メコン河にはもっともっと不思議な生物がいるとか・・・
ヴィエトナム、たった4日ではぜんぜん輪郭も表情もわからないけれど、体験することのほとんどが、「???」で
驚きに満ち、時にはがっかり、困ったな~もありましたが、非日常をたっぷり味わえる国でした。

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