肩こりとヨガ
つらい肩こりに悩まされている方、多いですよね。
肩こりの原因は大きくわけるとふたつと言われていて、
肩こりの原因は大きくわけるとふたつと言われていて、
「筋肉が原因」で起こるものと「骨に原因」があるもの。
ヨガで改善が期待できるのは、「筋肉が原因」で起こる肩こりです。
緊張でこわばった筋肉をストレッチで緩めて、血流を良くしたり、
神経のしびれを改善する効果があるのです。
ヨガで改善が期待できるのは、「筋肉が原因」で起こる肩こりです。
緊張でこわばった筋肉をストレッチで緩めて、血流を良くしたり、
神経のしびれを改善する効果があるのです。
なぜ肩がこるのかというと、肩や首には、腕と頭がくっついていて、
その重さを常にぶらさげたり、支えるために筋肉が緊張を強いられているから。
腕の重さは、片方だけで3~4kg、両方で6~8kg、
頭は体重の10%程度なので、5kg~6kg。
からだにくっついているものだから、いまひとつ重さを感じづらいけれど、
米袋とか、砂糖10袋分を想像してみてください。
何気なくスマホを見ている間も、頭と操作している腕の重さ(10kg)を
頑張って支えていることに気づいたら、ちょっとおやすみしないとね!と
思えるようになるかもしれません。
自分の身体だけならまだしも、これに乳幼児の重さも加わるお母さんや
保育士さんたちはもっともっと大変ですよね。
重い頭や腕を支えるために、筋肉が緊張したままになっているというのは、
《力こぶをぎゅっと作って、血管が圧迫され、血液が流れにくい状態》
《正座をして、神経が圧迫されて、足がしびれている状態》
とまったく同じようなことが肩や首回りで常時続いているということなのです。
筋肉量が減っていくことも、重い頭や腕を支えにくくなり、姿勢が崩れて、
肩こりを悪化させる原因でもあります。
肩こりに効くという飲み薬や湿布薬がたくさんありますが、
薬そのもので肩こりを根本的に治すということは難しいそうです。
温泉やマッサージも同じで、どちらかというと、薬や湿布、温泉やマッサージで、
肩こりが楽になったら、ストレッチや筋トレを日常の習慣にしたり、
姿勢の悪さやスマホの長時間利用、仕事のストレスなど生活習慣を見直すことで、
根本から改善することが大事。
疲れを残したまま横になっても、年齢とともに、なかなか筋肉の緊張はほどけないものです。
1日の終わりには、温かいお風呂につかり、緊張を緩めて、眠る前には、お気に入りのヨガポーズで
ストレッチをしてあげたら、夜の睡眠の間に、栄養たっぷりの新鮮な血液が筋肉に流れ、
神経もリラックスして、朝はすっきり爽快(のはず!)。
お休みの日には、筋トレ要素のあるヨガポーズで、重いものを支えられるよう
少しずつ筋肉を育てましょう。