〈部屋の片づけ〉と〈心の片づけ〉の共通点
11月は、春に咲く一年草の種を蒔くのにちょうどいいタイミング。
人の心もしいて清くするには及ばない。
スイトピー、カスミソウ、アグロステンマなど採っておいた種を、庭の空きスペースにパラパラと直播きしました。
11月の声を聞くと、「今年もあと2か月・・・」という話題もちらほら。
でも”まだ”あとたっぷり2か月もあるのだから、いたずらに気持ちだけを焦らせるのではなく、種まきと同じで、おおまかな計画と段取りで、ちょっぴり余裕をもって今年の〈年じまい〉の準備ができたらと思います。
〈部屋の片づけ〉と〈心の片づけ〉は共通点があるとよく言われます。
生活をしていれば、モノが散らかったり汚れたりするのは当たり前のことで、そこで、モデルルームのような〈ぜったいに散らかることのない部屋〉を目指してしまったら、自分も(きっと家族も・・・(゚Д゚;))、ものすご~く息がつまって、ストレスも溜まります。
それよりも、その家や部屋で心地よく暮らす生活動線や習慣をよく観察してみて、
散らかっても、汚れても、片づけやすい仕組みづくり
例えば〈物を減らすコト〉だったり、〈収納できるスペースを作っておくコト〉などをまずしておくと、ずいぶんと気持ちも、掃除も楽になります。
『ブリット=マリーはここにいた』と”小そうじ”のすすめ
”大そうじ”、好きですか? 部屋も身体も同じ。 まとめてど~んと運動したり、ストレッチしても良い状態が保てるのは数日です。 ”まとまった時間”ができたら運動しようと思っていたら、あっという間に年をとってしまいます。 10年後の自分のために、カラダの”小そうじ”はじめてみませんか?
気持ちも同じで、心が片づいているというのは、〈ぜったいにブレない自分を目指すコト〉でもなければ、〈ネガティブな感情を一切持たないコト〉でもなく、怒ったり、落ち込んだり、感情が揺さぶられたりしたときに、気持ちを上げる&整える仕組みを自分が理解しているか、その術を持っているかどうか。
今ちょうど楽しく読んでいる『菜根譚』にもこんな言葉がありました。
人の心もしいて清くするには及ばない。
心を濁らすものを払い去れば、もともとの清らかさがあらわれてくる。
毎朝練習をしていて実感しますが、
ざわついたときほど、ヨガはたいそう良く効きます。
自分の〈気分を上げる取扱説明書〉に『ヨガの練習』をぜひリストアップしてみてくださいね。
気分を上げる!自分の取扱説明書
自分がどんな時に気分があがるのか、観察しておくと、落ちたときの対処が楽になります。 ちょっと前に流行った”取説”の歌じゃないけど、自分の取扱説明書は自分のためにあったほうがいい。 近しい人にはそれとなく伝えておくと、落ちているあなたを助ける方法がわかりやすいかもしれない。