Yogaを続けることで体調がよくなる理由・・・

気持ちのよい、少し汗ばむような季節になってきましたね。
寝ぼけまなこでシャッターを開けると、窓から朝日が勢いよく差し込んできて、自然光で
身体の芯が目覚めていくのを感じます。

朝食の準備をしながら、ネットでラジオを聞くのが習慣なのですが、先日、チャンネルを
変えているときに、いつもは聞いたことのなかったNHKのラジオ第一放送が耳に入ってきました。
ラジオあさいちばん「健康ライフ」
”自律神経”のお話で、思わず頷いてしまうような納得の内容で、チャンネルをそのまま
聞き入ってしまいました。
話し手は順天堂大学医学部教授の小林弘幸さん。

自律神経とは、自分でコントロールできる運動神経とは違って、無意識のうちに働く内臓や
血管に関わる神経で、交感神経と副交感神経の二つにわかれている。
交感神経は、車に例えるとアクセル、副交感神経はブレーキの役割にあたり、両方が
バランスがとれてちゃんと機能していることが望ましいとのこと。

ところが季節の変わり目、環境の変化、年齢によってもこのバランスは崩れたり、
機能が低下していくんだそうです。

冬から春への季節の変わり目は、体温をキープするために血流を増やそうとしていた
交感神経優位の状態から、暖かくなって血管を弛緩する副交感神経が優位になってくる。
副交感神経が強すぎるとメンタルが落ち込みうつ病などを引き起こし、逆に交感神経が
強すぎると感染症や内臓疾患系の不調がでるそうなのです。
木の芽時は気の病に気をつけなさいというのはちゃんと理由があるんですね。

ただ、現代人の自律神経バランスの崩れ方としては、交感神経が過剰に優位になるケースが
ほとんどで、加齢や睡眠不足、環境の変化で副交感神経のレベルが低下することが
原因のようです。
男性は30代、女性は40代から副交感神経のレベルの低下がはじまっているそうです。
だから、寿命も女性のほうが10年長いのかも・・・。

そこで、副交感神経のレベルを高く保つことが、自律神経のバランスを整えるポイントに
なるそうです。
副交感神経のレベルをあげる方法としておすすめなのがゆったりとした深い呼吸と適度な運動。
酸素たっぷりの血液を身体の末端まで循環させ血流をよくすることが身体を健康にし、
身体が健康になることで心も落ち着いていく。
まさにヨガそのものです!

ヨガを続けていくことで体調がよくなっていったのは、この自律神経のバランス、
特に副交感神経のレベルがあがってきたこともひとつの要因なんでしょうね。

早速、その足で図書館に行き本も借りてきました。
なぜ、「これ」は健康にいいのか?
日常生活を健やかに過ごすためのほんのちょっとした工夫や自律神経の仕組みが
わかりやすく書かれていて読みやすい本でした。
お時間があったら、ぜひラジオもポッドキャストで聞けるし、本も読んでみてくださいね。


ゆったりとした音楽を聴きながら、深い呼吸と心拍数をあげない適度な運動。
ヨガで自律神経のトータルパワーをアップさせてバランスを整えていきましょう。


最後に余談ですが、ネットラジオ、とっても便利です。
基礎英語をはじめとする語学はやっぱりNHKのらじる☆らじる
他にも、クラッシック専門のネットラジオOTAVAや世界中のラジオが聴けるTuneIn Radio
私のお気に入りです。その日の気分で、インドにも、フランスにも、スペインにもハワイにも
行けちゃうなんて素敵じゃないですか?

シヴァナンダアシュラムでのヨガレッスン
一日2回あるレッスンのうち、
1回はレイクサイドでの外ヨガでした!

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