カラダの不調を整えるスパイス白湯(著:市野さおり)
わたしが週一くらいのペースで、ふらふらと徘徊している図書館には、
天気、気象に関する本が紹介されています。
その中で気になって手に取ったのが「カラダの不調を整えるスパイス白湯」(著:市野さおり)。
看護師であり、鍼灸師でもある著者の、一年を6つの季節(春・梅雨・盛夏・長夏・秋・冬)に
分けて、それぞれの気象条件から生まれやすい不調に対する”スパイス白湯”を提案してくれる本です。
お茶を淹れるより手軽という理由だけで、白湯はちょいちょい飲んでいましたが、
クミンやコリアンダー、ガラムマサラといったカレーに使うスパイス、
わさびや陳皮(みかんの皮を干したもの)を入れてもいいんだ!とちょっと目から鱗でした。
確かに、シャキッとしたいときには白湯+スパイスは効果がありそうです。
この本によると、梅雨期は健康サイクルのリセットに最適な時期ということ。
4月から新年度がはじまり、10連休があってのこの6月は、わたしを含め、レッスンお越しの方々や家族まで、咳や風邪がなかなか治らなかったり、湿疹ができたり、
腰痛、肩こりなど、身体中に不調がゆらゆらと漂っている感じでした。
ここで不調を断ち切って、スッキリ、楽しい夏を元気に迎えたいもの。
梅雨に多い不調は、
片頭痛、足や身体の重だるさ、むくみ、風邪・咳、胃部不快、下痢、湿疹、イライラ、落ち込み
気圧が低いために、からだの筋肉がゆるみ、余分な液体を回収したり、排泄するリンパの流れが
平常より滞ることからおこる症状が多いということ。
なので、梅雨を快調に過ごすポイントは「水を出す」こと。
おススメの”スパイス白湯”は、利尿と発汗作用が期待できる以下のレシピ。★月桂樹
★クミン+コリアンダー+ガラムマサラ
実は、我が家には、ご近所さんからいただいた大量の月桂樹の葉があります。
若葉の方が効果的ということですが、乾燥したものでも大丈夫だとのこと。
負のサイクル脱却に”スパイス白湯”試してみようかなと思ったら、差し上げますよ~。
スパイス白湯に加えて、気圧に左右されない適度な筋肉をつけることも、リンパの流れを滞らせないコツです。
ということで、レッスンではいつもより少し筋トレ要素やリンパ節にアプローチするポーズを入れています。
本のあとがきに素敵な一文がありました。