猛暑でも楽しい低山歩き!?

8月になりました。
二十四節気では〈大暑〉のちょうど真ん中くらい。
まとわりつくような暑さと湿度ですが、体調を崩さずに過ごしていきましょうね。


もうすぐ〈山の日〉。

上高地やアルプスなど標高の高い山は、山頂は寒いくらいだし、山行にも時間がかかるので、日照時間の長い夏が最適ですよね。

わたしがよく歩く近所の里山は、せいぜい標高500m程度なので、頂上まで行っても気温がそう下がるわけではなく(100mにつき0.6℃気温が下がると言われているので△3℃程度)、暑いし、虫も出るし、あまり向かないと言われています。

でも、アスファルトやコンクリートからの輻射熱、エアコンの室外機の排熱で暑さマシマシの街中にいるよりは、ずっと涼しいことを体感してからは、オフの日は、真夏でもちょいちょい出かけていきます。
家族はマジか!?と呆れ顔ですが、、、(笑)。

地下水をたくわえたり、枯葉をたっぷりと含んだ山の土はアスファルトのように熱を貯めこむことなく、鬱蒼とした森の中は心地よい日陰で、ヒートアイランド現象とは無縁の聖域。


おススメは、なんといってもより涼しい早朝ですが、野生動物に遭遇する場合があるので、鳴り物(ラジオや鈴)を装備して。

山の中でたっぷり水分補給をしながら、玉のような汗をかいたら、帰りに温泉に立ち寄るのもおすすめです。
夏は、どうしてもシャワー率が高くなりますので、たまには、湯船にしっかりつかってのんびりと。

最近は〈整うブーム〉で、温泉にサウナや水風呂があるところも増えてますよね。
真夏の低山歩きは、もはや〈天然のサウナ〉状態なので、水風呂にジャブン!も最高にスッキリすること請け合いです。

〈サウナ〉も〈水風呂〉も苦手だったのですが、噂の〈しきじ〉に連れて行ってもらって
入り方、楽しみ方を教えてもらってからは虜です♪

週末に島田の千葉山に歩きに行ってきたのですが、すれ違うハイカーはゼロ。
下界よりは涼しいんだけどなぁ(笑)。

山頂には〈智満寺〉という立派な茅葺のお寺があり、その参道に、秋に咲く海棠(バラ科)といわれる〈秋海棠〉が咲き始めていました。

お山の中は、街中と違って〈クマゼミ〉は少なく、〈アブラゼミ〉や〈ミンミンゼミ〉の鳴き声に交じって、〈ツクツクボウシ〉の声も。

そういえば、毎朝マットに立って見る東の空、太陽の出る時間は5時台に戻りつつあるし、方角も南寄りになってきました。

夏の盛りと思っていても、自然はそのサイクルをくずすことなく、もう次の季節に入りつつあるんですよね。

自然の移ろいは、時に心をざわつかせる〈大量に入ってくる情報〉とは違って、
〈密やか〉で、でも〈確実〉で、静かに過ごしていないと見えてこない、聴こえてこない類のもの。

何かと高揚感の溢れる夏ですが、ヨガで心静かに過ごす練習をしてみませんか?

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