【お知らせ】2022年9月のレッスンスケジュール
9月のレッスンスケジュールをお知らせします。
ちょこっと遠出して山歩きに行っていたため、お知らせが遅れました。すみません<(_ _)>。
9月第一週目はお休みをいただき、9月7日(水)から通常レッスンです。
よろしくお願いいたします。
お子さんやお孫さんの夏休みのケア、帰省などでお会いできなかった皆さんも
Welcome back
9月のレッスンで再会できるのを楽しみにしております。
今月2度目の〈長者ケ岳〉△1336m ダイヤモンド富士が見れる朝だったようです、惜しい! |
ヨガの練習では、その自然な流れの中で、まず日常の喧騒から切り離されていき、呼吸と動き、視点に集中していくことで、散り散りバラバラになった気持ちが鎮まっていきます。
最後のシャヴァーアサナ(屍のポーズ)を終えて、姿勢を正して坐った時、
自分がとても深いゆっくりとした呼吸をしていることや、
体が温かく、しなやかで、力強く、そして軽いことに気づきます。
この瞬間は、本当に気持ちがいい。
この時間のためにヨガの練習をしているといっても過言ではないくらい。
でも、ヨガの練習ができないと、この充足感は得られないのかといったら、そうではないと、ヨガの哲学は教えてくれます。
ヨガの練習は、マットの上だけではないし、特別な呼吸法をしたり、長時間座って瞑想することだけでもないのだと。
その方法は エカグラタ(Ekāgratā)
『一点に集中し、深い集中力を生み出す』こと。
ヨガの経典〈ヨーガ・スートラ〉にもでてくる言葉で、最近では英語の“マインドフルネス“と言った方が一般的かもしれません。
何かを行うときに、その行動自体に集中すること。
食事をするときには、食べていることだけに、
仕事をするときは、目の前にある仕事だけに、
本を読むとき、音楽を聴くとき、運転するときも、
その行為に意識を集中してみる。
何かをしながら、不安や恐れ、ストレスなど漠然としたしつこい考えごとで頭や気持ちをいっぱいにする代わりに、目の前にあるもの、自分が行っている行為にただ気づく。
歩いているときはただ歩いて、足の裏の感覚や筋肉を感じたり、肌に触れる涼しい風を感じてみる。
山歩きも〈ただ歩く〉それだけのことに必死すぎて(笑) 自然にエカグラタに到達できます |
人生のステージには息つく間もないほど忙しい、しんどい時期がありますよね。
ヨガの練習に通う時間もなく、気力も、体力もエンプティな時、誰にでもあると思います。
でも、ほんの5分間でも、コーヒーの香りをかぎ、そのひと口、ひと口を味わうことで、呼吸が穏やかになったり、気持ちがふっとゆるむこと、満足感が得られること、それもヨガの練習。
お時間に余裕ができたら、ヨガのレッスンでエカグラタ(Ekāgratā)をまずは実感してみてくださいね。
日常生活にたいそう役に立ちます♡