【お知らせ】2024年3月のレッスンスケジュール

3月のレッスンスケジュールをお知らせします。

例年通り、年度末と年度始め、少しお休みをいただく予定です。
よろしくお願いいたします<(_ _)>

定期的にいらっしゃる皆さんのご希望日をお聞きして調整次第、2月最終週には空席状況のお知らせを開始しますね。

はじめていらっしゃる方、お久しぶりの方は、空席がある日時でご予約承りますので
下記より空席の確認、お問合せをお願いいたします。

▶空席状況のお知らせはこちらから⇒Instagram @yogaolivier

▶レッスン内容のお問合せやご予約はこちらより⇒LINE公式アカウント Yoga Olivier


車にスタッドレスタイヤやチェーンがあるように、山歩き用の靴にはかせる”チェーンスパイク”というものがあることを知った昨年末、勢い余ってポチクリしました。

とはいえ、雪なんてそうめったに降らないし、今年は近年稀にみる暖冬(;゚Д゚)。

でも、なんとしてでもこの冬のうちに、”チェンスパ”デビューを果たしたい。

・”石橋を叩いて壊す”くらいの慎重な性格のうえ
・運転は好きだけれどそんなに得意じゃない
・もちろんノーマルタイヤ
・初めての山は一人では登らないというルールは遵守

この条件で行ける雪山はひじょ~に限られており、〈YAMAP〉という山歩き&地図アプリと〈てんきとくらす〉という山の天気予報の情報を入念に調べ、三連休明けのレッスンオフ日にいざ決行。


田貫湖から登る長者ヶ岳△1335m
夏シーズンに歩いたことがあり、駐車場は広く、トイレもあり、道迷いのない安心コース。

4月並みの暖かさになったこの日は、太陽さんさん、風もなし!のサイコーの雪山日和。

標高900mくらいのところから雪道になり、待ちに待ってチェーンスパイク装着。
歩いてみると、ざくざくと一歩一歩しっかりと地面をキャッチするのでとっても歩きやすい。

雪を踏みしめる音とその感触が気持ちよく、夏に歩いた時よりもなんか楽な感じがするのは、気持ちが高揚してるからかな、たぶん。

で、隣の天子ヶ岳△1330mまで縦走して歩いちゃいました。
お隣の山だと思って油断して行ったら、案の定、しっかり下って、またしっかり登るというおまけつきでしたが・・・_| ̄|○

それにしても、木立がいっぱいで暗いイメージのあった長者ヶ岳、冬は真っ白な雪が反射板になって眩しいくらい明るい。
女優効果か!?

同じ山でも、四季折々、本当にいろんな表情を見せてくれます。
雪や花のような目に見える大きな景色の違いだけでなく、土の香りや歩いたときの感触、木のぬくもり、風、陽射し、温度など、目を閉じて感じてみることで気がつくような小さな変化も。

わたしたち人間も同じで、常に変わり続けていて、変わらない毎日だと飽き飽きするような退屈な時も、変化が激しすぎてドキドキする時も、一秒たりとも同じ状態、瞬間はないんだなと、自然の中に身をおくとわりと素直に感じることができます。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

鴨長明『方丈記』


権力争いにやぶれ、人の世の暮らしにもほとほと嫌気がさし、50歳で出家し、山の中に方丈庵をつくり、今でいう”スーパーミニマリスト”な暮らしをしながら58歳で書き上げたといわれる鴨長明の『方丈記』は、800年余り経った現代でも〈変わらずに〉ちょっと疲れちゃった大人の心に深く沁みこみます。

良い変化だけじゃなく、しんどい変化もあり、それも含めての一生なんだけど、なかなか頭ではわかっていても気持ちがついていかないこと、受け入れ難いことも・・・。

長明さんが現代を生きていたら、
不運や老いを嘆き人生を〈あきらめる〉のではなく、
悟った上で〈執着〉を捨て、それでも満足して生きていけることを見つけることができる のだと、
山の中の小さな草庵で琵琶を片手に弾き語りしてくれるかもしれませんね。

ちなみに、方丈庵跡はハイキングコースになっているようなので、今度京都に行くときは歩いてみようかな。


春は変化の時期
気持ちがわさわさとしたら、山に、ヨガに、出かけてみませんか?
カラダも、ココロも、整理整頓されますよ。

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