【お知らせ】2024年6月のレッスンスケジュール
6月5日(水)~8日(土)は所用によりレッスンをお休みさせていただきます<(_ _)>
スマホ首、ストレートネックという症状が話題になって久しいですが、背骨の可動性が失われると、その分、肩、腰、脚が何倍もの負荷を支える必要がでてくるとともに、同じ姿勢のままで居続けることで血行は滞り、疲労物質はたまる一方。
定期的にいらっしゃる皆さんのご希望日をお聞きして調整次第、5月末までには空席状況のお知らせを開始します。
はじめていらっしゃる方、お久しぶりの方は、空席がある日時でご予約承りますので
下記より空席の確認、お問合せをお願いいたします。
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気温が上がりほどよく汗をかき、寒い季節に比べたら格段と体がほぐれる季節、朝練が楽しくて、調子がいいなぁと思っていた矢先、久しぶりにやらかしました _| ̄|○
〈ドゥヴィパーダ・シールシャーサナ〉というポーズ で左股関節を動かす筋肉か、靭帯あたりをねじって伸ばしすぎた模様。
深い呼吸に乗っていなかった、力み過ぎました。
思えば2年前、過信と欲に負けて〈スプタ・クルマーサナ〉で胸鎖関節を軽く亜脱臼したのもこの季節だったなぁと。
どちらも〈脚を頭の後ろに持ってくるシークエンス〉で取り組むには、その前までの基本のポーズの練習、そして集中力と慎重さが求められるのですが、毎日の練習を続けることで、腹筋は鋼鉄のように強く、腰はつねにすばらしいコンディションに、臓器に活力と生気が与えられるのだ
と書かれています↓↓
このポーズだけを切り取って見たら、たぶん、できるかいな?、いやむしろ、これやる必要あるかい!?と大多数の方は思うかもしれませんが(実際、わたしも思っていた・・(;゚Д゚))、でも、今回身をもっていろんな〈効果〉を実感しちゃったんですよね。
あ、痛たた~となった数時間後から、座った姿勢から立ち上がるのも難しくなり、これは1週間はダメなやつだなぁ・・・と泣きたい気持ちになったのですが、一日休養したらすっかり回復。
〈毎朝の練習〉を欠かさなかったカラダは、自分で思っているよりもずっとずっと丈夫に、そして疲れしらずになっていたようで、この回復の早さは本当にうれしい驚きでした。
水曜レッスンの皆さまには本当にご心配をおかけしました<(_ _)>
以前、ブログにもしたためましたが、出産後は日々の忙しさや、若いから大丈夫だという過信から、ヨガどころか体のメンテナンスをほとんどせず、その後10年近く、2~3ヶ月に一度は日常生活で腰痛になるということの繰り返しでした。
だから〈腰問題〉には一家言あります、わたくし(笑)。
探検家で辺境作家の高野秀行さんのスピンオフ?作品に『腰痛探検家』というたいそうおもしろい本があるのですが、〈腰痛世界はアマゾン奥地のジャングルと同じくらい絶望的かつ脱出困難な魔境〉
と書かれていて、ほんとその通りだと思ってましたもの。
著者の高野さんは〈水泳〉で腰痛ジャングルを脱出したようですが、わたしの脱出方法は〈ヨガ〉と〈山歩き〉でした。
疲れにくい、疲れても回復の早い身体づくりは、正しい骨格の位置を支えるため、動かすためのしなやかな筋肉と量です。
重力の下で二足歩行で暮らしているわたしたちがカラダをスムースに動かせるのは、背骨のゆるやかなS字カーブがサスペンションの役割となっているから。
背骨の〈S字カーブ〉と前後左右にしなやかに動く〈可動性〉のおかげで、重たい頭を負担なく支えることができたり、歩いたり、スムースな日常動作が行えたりするんですよね。
凝り固まった状態ではせっかくの休養時間である〈睡眠の質〉も低下して、悪循環になってしまいます。
栄養を全身に巡らせるのも、老廃物や疲労物質を取り除くのも、質のいい呼吸と血液循環だから。
そこでおススメしたいのがマツヤーサナ(魚のポーズ)
ポーズを見るだけでも胸が開いて、背骨がマッサージされている様子がわかりますよね?
気持ちよさそうじゃないですか?
力むことなく、深~い呼吸がはいるところで、このポーズをキープしたときのリラックス感といったら何にもかえがたい心地よさです。
【主な効能】
◆背骨本来のS字カーブを取り戻す → 首・肩こりの解消
◆頚椎の可動域を取り戻す → スマホ首・ストレートネックの改善
◆胸椎の柔軟性をあげる → 呼吸が深くなる・自律神経の安定・猫背の改善
※禁忌事項 (以下の症状があるときはやらない)
・首に痛みがある
・頸椎ヘルニア
・頭痛がある
ストレッチポールやバランスボールを使う方法もありますが、まずは余分なお金はかけずに、カラダの機能を使ってセルフマッサージ。
顔のむくみがとれて、あご周りのフェイスラインもキリっとしまりますよ。
歩く、家事をする、仕事をする、ヨガをするなど同じ動作をするにしても、左の姿勢と右の姿勢では、消費エネルギー(疲労度)は明らかに違ってきます。
猫背になってたり、姿勢が崩れてる!と思って、通勤や家事、仕事の途中に、一瞬ピッと背筋を伸ばしても、気がつくと、またすぐに緩んでしまうもの。
すぐに横になりたくなる、疲れがとれない、長く歩きたくない、二重あごや顔のくすみが気になる、そんな症状を感じたら、まずは一日一回〈マツヤーサナ〉でゆったり深呼吸。
ただ〈マツヤーサナ〉だけを切り取ってやるよりは、そこに至るまでの呼吸法、太陽礼拝などがより良い効果を生み出してくれるものなので、お忙しい方も多いと思いますが、カラダとココロをメンテナンスする”自分の時間”をつくってみてくださいね。
野生動物のように強く、しなやかに
ヨガのゆったりとした動きに付随する力強さと柔軟性は、野生動物の動きに似ていますよね。 動物本来の身体の強さとしなやかさ、 感覚の鋭敏さ、忍耐強さ、自然治癒力、生命力をヨガの練習で取り戻していきましょう。